タツノオトシゴ
トゲウオ目ヨウジウオ科
2023.9.19:投稿
【分布域】北海道以南、南日本、伊豆大島。
【生息域】浅海域沿岸の藻場に生息する。
【特徴】体色は黄色や茶色。頭頂部に著しく高い冠状突起がある。
「ザ・タツノオトシゴ」
ヨウジウオ科タツノオトシゴ属には相当数の種類がいる。日本の海に生息するのは以下のような種類達。
・タツノオトシゴ(本種)
・オオウミウマ
・ハナタツ
・イバラタツ
・タカクラタツ
・ハチジョウタツ
・クロウミウマ
・サンゴタツ
・ヒメタツ
・タツノオトシゴ属の1種ー1(ピグミーシーホース)
・タツノオトシゴ属の1種ー2
・タツノオトシゴ属の1種ー3⇒ユリノコタツ(和名が付いた)
本種タツノオトシゴに私が出会うのは、城ヶ島の梶が浜ビーチが多い。
このポイントは、当たり前ではあるが本種の生息域にピッタリのシチュエーション。
データ詳細
撮影日
2018.04.19 #695
撮影ポイント
城ヶ島 梶が浜ビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
本種に限らずタツノオトシゴ属は雄の腹部に育児嚢という袋がある。
この袋の中で雌が産んだ卵を稚魚になるまで雄が守り育てる。
所謂 ”イクメン”である。
イシモチ系の魚達も雄が口に卵を咥えて、飲まず食わずで保育する。
いわゆる口内保育で、本種のような育児嚢で育てるのとは形態が違う。
最近は人間のお父さんも育児への参加が進んでいる。
素晴らしい傾向だと思う。
データ詳細
撮影日
2013.03.08 #344
撮影ポイント
城ヶ島 梶が浜ビーチ
使用機材
Olympus XZ-1