ウミタケハゼ

スズキ目ハゼ科ウミショウブハゼ属

2023.2.9:投稿



【分布域】高知県、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域の礁外縁の水深約10mに生息。オオウミキノコに単独で着生する。
【特徴】全身に微小黒色点が密在するほかは、目立つ斑紋がないのが特徴。



「ウミショウブハゼ属」

本属で和名を持つものは9種類。
他にも「ウミショウブハゼ属の1種〜」などと呼ばれる学名未詳種が複数存在する。

本属でダイバーに良く知られているのは以下の3種だろう。
スケロクウミタケハゼ
セボシウミタケハゼ
アカスジウミタケハゼ

ハゼ専門の図鑑『日本のハゼ』以外の魚図鑑では、上の3種のみが掲載されていて、本種ウミタケハゼも含めて他の種は掲載されていない。

因みに、残る5種は以下。
・タレクチウミタケハゼ
・ウミショウブハゼ
・ハシブトウミタケハゼ
・ヒラウミタケハゼ
・ホソウミタケハゼ


○○ウミタケハゼ等の名前の一部”ウミタケ”は「海のキノコ」といったところ。
「キノコのようなサンゴ」に棲むハゼという意味合いだろうか。
しかし、ウミショウブハゼ属の中、種によっては、海綿類や海藻・海草類、サンゴ類など様々な生物に着生する。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.11.24 #754

撮影ポイント

石垣島 コーラルブリッジ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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