チゴハナダイ

スズキ目ハタ科ハナダイ亜科イズハナダイ属

2023.9.12:投稿



【分布域】伊豆諸島、相模湾、和歌山県岩代、高知県柏島、沖縄県伊江島・久米島。
【生息域】水深35m以深の潮通しの良い岩礁斜面の岩陰や転石下。
【特徴】体長4cm程の小型種。体色は背側は鮮やかな赤色、腹部は白色に赤色や黄色の斑点が散らばる。背鰭の第3棘が伸長し黄色いヘラ状になる。底生。




「底生の稀種!!」

予てから1度会ってみたいと願っていた「チゴハナダイ」。


深場をビュンビュン?泳ぐハナダイの仲間達(コウリンハナダイミナミハナダイシロオビハナダイ)を狙って、赤沢の海へ入った。

「赤沢合宿」と称して3本×2日=6本を一泊二日で潜った。



現地ダイビングショップからの生物情報は、深場のスズメダイをはじめ、ベラの幼魚などなど、多種多様だった。

たしか、フカミスズメダイを紹介されて30~40秒後位に、同じ場所で。。。
引率インストラクターのミカちゃんが、海の中で興奮気味に「〇・✕◆・△■」と叫んだ!(笑)

底生の稀種「チゴハナダイ」を斜面の転石の隙間で見付けたのだ。
叫びたくなるのも当たり前!
それだけの価値?がある出会い。
そうそう滅多にお目には掛かれない種。


本種「チゴハナダイ」
”ハナダイ”と言っても、まるでゴンべ科の魚のように海底に座っている。
その辺は同属のオシャレハナダイと良く似ている。


それにしても、赤沢の海の奥深さ、懐の深さは凄すぎる。








データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.09.10 #1313

撮影ポイント

赤沢 3番

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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