オシャレハナダイ

スズキ目ハタ科ハナダイ亜科

2021.6.16:投稿



【分布域】高知県柏島、伊豆諸島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い岩礁斜面の転石の側や岩の下に単独で生息。水深35m〜70mで見られる。
【特徴】ハナダイの仲間だが、底生でほぼ泳がない。限られた地域のみに生息する稀種。体側は鮮やかな赤色。白色の細い横のラインが複数入る。胸鰭の上あたりに眼状斑がある。



「深窓の令嬢」

オシャレハナダイを見ると「深窓の令嬢」という言葉を思い起こす。
この言葉、最早”死語”のような気もする。そもそも「家の奥深い部屋に住み、身分の高い家柄で世俗から離れたお嬢様」なんて今どき存在するのか。さるやんごとなきご家族のお嬢様の結婚問題が世間を賑わしている昨今。
これだけネット情報が広がり、SNSも人々に浸透していれば物理的に「深窓」という状況は起こり得ないような気もする。


話を元に戻そう。
柏島の光も届かぬ深い海には、高貴なオーラと真紅の衣装を身に纏ったお嬢様が棲んでいる。通常ハナダイ達は激しく乱舞する。しかし、オシャレハナダイはじっとして動かない。美しいが、あまりに深過ぎて(水深約42m)何度も会いには行けない。

オシャレハナダイは間違いなく「深層の令嬢」であり「深窓の令嬢」でもある。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.06.12 #1010

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「オシャレハナダイのホップ・ステップ・ジャンプ」

 

「ホップ編=2018年」
石の隙間に隠れてしまい、私が着底した方向からは一瞬しか姿が見えなかった。この年は潔く諦めた。粘れる水深ではない。しっかり綺麗に撮った仲間の写真を見せてもらい、捲土重来を期す。

 

「ステップ編=2019年」
取り敢えずシャッターは切った。到底満足な出来(直ぐ上の写真)とは言えない。
オシャレハナダイが「来年また会いにいらっしゃい」と言っているに違いないと解釈。
一歩一歩前進あるのみ!

 

「ジャンプ編=2021年」
冒頭(1枚目)の写真。
この時も私が着底した位置からは、上半身しか見えなかった。ベストポジションで撮っていた人が去るのを待って全身を撮った。今回はライトの強さなども変えた。ジャンプとまでは豪語出来ないが、満足している。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.06.22 #807

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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