ミナミハコフグ
フグ目ハコフグ科
2021.10.10:再投稿
「ナンパコの居所不明だった父(雄)に逢う!!」
追加の写真&文は最後尾に。
2021.3.11:投稿
ミナミハコフグ 幼魚
黄色い体に黒色のドット柄、そして可愛いおちょぼ口。アイドルの中のアイドル 笑
見かければ撮りたくなる。整理しても整理してもミナミハコフグ幼魚の写真は増えていく。それでも、つい又撮る。要は可愛いということ!!
ミナミハコフグの【分布域】は南日本の太平洋岸、伊豆諸島、琉球列島。
幼魚は伊豆でも季節来遊魚としてしばしば会うことができる。
ミナミハコフグ幼魚の【生息域】はサンゴ礁域の20m以浅の、岩の隙間や亀裂に単独で生息。
参考写真は「正面顔コレクション」からミナミハコフグ幼魚。
懲りることなく、またまた始めた「ニックネーム・シリーズ」Part2
Part2の2番手はナンパコことミナミハコフグ。
#9ナポレオン=メガネモチノウオ
#10ナンパコ=ミナミハコフグ
#11ジョーフィッシュ=カエルアマダイ(アゴアマダイ科の他の種も)
#12マンタ=オニイトマキエイ
データ詳細
撮影日
2015.08.18 #501
撮影ポイント
田子 弁天島
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
本種も属しているハコフグ科の魚達は、体が箱の様な硬い骨板で覆われている。そのため背鰭と臀鰭だけを使って泳ぎ、体全体を使って泳ぐ魚の様に速くは動けない。ナンパコの推進力の源、背鰭や臀鰭が分かる写真を選んでみた。
ハコフグでも触れたが、ナンパコの幼魚とハコフグの幼魚はとても似ている。判別ポイントは体に散在する黒色の斑点の大きさ。本種は瞳と同じくらいの大きさ、一方のハコフグは瞳より小さい斑点。
参考写真は胸鰭全開の個体。斜に構えて、「なにかっ?」 只今、生意気盛り。
データ詳細
撮影日
2021.01.23 #948
撮影ポイント
田子 小蝶アラシ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
ミナミハコフグ 雌(母)
小笠原の海で、今迄見かけなかった(注目しなかった)魚を見た。ハコフグ科だろうということは、その形から直ぐに分かった。
「なんだろう?」と思って考えているその無駄な一瞬が勝負を分けた。上手く巻かれた。くぅ〜!!
が、とりあえず撮った証拠写真を元に調べると、ナンパコのお母さんだと分かった。
3ヶ月後、柏島の海で見かけた時は「おっ!ナンパコのお母さん!」と直ぐに反応できた。その時の写真がこれ。
父親(雄)不在の図鑑もどうかと思うので是非見つけて撮りたい。
特徴は尾柄部に黄色があること。なぜか稀らしい。お父さんは何処にいるのだろう。首尾よく探し出してカメラに収めて、ここに追加更新出来ることを願っている。
データ詳細
撮影日
2020.12.05 #938
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
ミナミハコフグ 雄(父)
お父さん!ずいぶん貴方を探したんですよ!
あちこちの海で貴方を見かけなかったかと聞いて回りました。
色々な海の名立たるガイドの方達に尋ねても「見たことないですねぇ」との返事ばかり。
そんな返事を繰り返し聞くと、少し心細くなりました。
だけど私は貴方を探すことを諦めませんでした。どうしても会いたかったから。
子供(幼魚)たちは様々な海で「ナンパコ!ナンパコ!」と呼ばれて皆に愛されて逞しく生きています。
お父さん!やっと会えましたね!!!
何処へ行ったのかと思ってたけど。。。流石ですね。屋久島のそれも永田に居たなんて!!
永田の海を選ぶとはやっぱりお父さんは凄い~と嬉しくなりました。今迄の苦労は全部いっぺんに吹き飛びました。
しかも想像以上のカッコ良さ!
特徴の黄色い尾柄部。頬にある蜘蛛の巣模様の黄色い線。背中のドット模様も素敵です!
お父さん!
貴方は貴方らしく孤高の生き方を貫いて下さい。
図鑑にも「稀」だと紹介されています。一期一会の出会いだったと思っています。
貴方に限っては何回も逢えなくたって良いんです。
出来たら子供たちに貴方の事を語り伝えたいと思っています。きっと貴方を誇りに思いながら大きく育っていくでしょう。
参考写真:同じ時の同じ個体
尾鰭は見切れてしまったが、特徴の黄色い尾柄部を撮ったつもり。。。
データ詳細
撮影日
2021.10.03 #1053
撮影ポイント
屋久島 永田 オツセ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)