ウバウオ

スズキ目ウバウオ科

2021.5.28:投稿



【分布域】青森県以南、南日本の太平洋側、伊豆大島、琉球列島。
【生息域】岩礁域の水深のごく浅い石の陰や岩の割れ目、海藻の上に生息。海藻が少なくなる季節には見られなくなる。
【特徴】4〜5cmの小型の魚。体は黄土色〜褐色。眼の下縁を頂点に三角形の淡色域があるのが特徴。左右の腹鰭が吸盤に変化していて岩や海藻などに張り付くことが可能。鱗はなく体の表面はヌルヌルした粘液に覆われている。左右の眼の間をごく細い白色の線が通る。頭部はやや扁平していて吻は前に突き出ている。


早春の城ヶ島の梶が浜ビーチは、魅力的な魚達で溢れている。海の中は彼らが発する”若い生命力”が充満。生まれたばかりの透明な体のキヌバリ、ヒメイカ、反則レベルの可愛さの新生児ダンゴウオ。多様なウミウシ達。
城ヶ島の梶が浜ビーチは、他の海とはどこか一味も二味も違う生き物たちを育んでいる。

本種ウバウオに初めて会ったのは、そんな海の中。そして図鑑の記載通りの”浅海の海藻の上”に乗っていた。

ここ1〜2年ウバウオに嵌っている。ミサキウバウオ・ミナミウバウオアンコウウバウオ・メシマウバウオ・ハシナガウバウオウミシダウバウオ・タスジウミシダウバウオを撮ってきた。そのほとんどは、インストラクター・ミカちゃんと見てきた。
それらの本家筋 ”ウバウオ”を見せてくれたのも、これまた例外なくミカちゃんだった。あとはヒメウバウオとホソウバウオ。この2種を撮れば(ほぼ)コンプリート出来る。ミカちゃん!よろしくお願いします。笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.03.09 #963

撮影ポイント

城ヶ島 梶が浜ビーチ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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