ハシナガウバウオ

スズキ目ウバウオ科ハシナガウバウオ属

2023.10.15:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、琉球列島
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域に生息。浅い岩の割れ目やガンガゼ類の側で見られることが多い。
【特徴】赤褐色の細長い体にごく細い白色(黄色)の縦のラインが吻から眼を通り尾鰭基底まで走る。左右体側と背中線に計3本。尾鰭中央には黄色い斑紋がある。ガンガゼ類の棘の間や周辺をホバリングするように泳いでいる。ウバウオ科の魚は岩などに吸着していることが多いが本種は常に遊泳している。体長は4〜5cmほど。



「嘴長(はしなが)ウバウオ」

ウバウオ科の魚の中で、本種ハシナガウバウオが一番よく目にする種ではないだろうか。
個体数も1番多いように感じる。

そんなウバウオ科の代表選手のような存在のハシナガウバウオだが、他の仲間達とは一線を画している。
それは、ウバウオ科の他の種は岩などに吸着していることがほとんどだが、ハシナガウバウオは終始泳ぎ続けているところ。



参考写真:2021.6.11 @柏島 民家下北
冒頭の写真もこの写真も撮影地は柏島。
このの海では、そこら中のガンガゼの周辺をハシナガウバウオが泳いでいる。
だから決して珍しくはないのだが、何故か柏島へ行くと必ず何回かはハシナガウバウオにレンズを向けたくなる(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.06.14 #709

撮影ポイント

柏島 後浜No.3.5

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「伊豆のハシナガウバウオ」

 

珍しく伊豆の海で撮ったハシナガウバウオ!
撮影日を見ると、何とクリスマスイブ(笑)

 

記憶は薄れているが、この日が2012年の潜り納めだったのだろう。
浮遊物が多いのは残念だが、好きな魚を撮れて良い潜り納めになったようだ。

 

2023年は何を撮って納めとするのだろう?

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.12.24 #330

撮影ポイント

伊東 白根南

使用機材

Olympus XZ-1

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