2022.11.8：投稿

【分布域】東部インド洋、西部太平洋。
【生息域】水深15ｍ前後の潮通しの良いサンゴ礁に生息。センジュイソギンチャクを宿主としている。
【特徴】体色はくすんだピンク色。背面に白色のラインが通るが口先までは到達しない。鰓のところには白いラインはない。胸鰭、腹鰭、臀鰭を含めて腹部はオレンジ色に染まる。大きくても11㎝程。



「スカンクみたいな顔？！」

名前の由来は顔がスカンクに似ているからだとか。
改めてスカンクの写真を確認。
背中と顔に白色のラインが通るのは同じだが、、似てるだろうか？


本種も属すスズメダイ科クマノミ属には、よく似た種がいくつかある。
・ハナビラクマノミ → 鰓のところに白色のラインがある。
・セジロクマノミ → 背面の白色のラインは口先（上唇）まで達する。白色のラインは本種のそれより太い。
・Moldive anemonefish → 眼の後方に白色のラインがあるが、背面にラインはない。

背面の白色のラインが口先まで到達していないことが良く分かる１枚。
この写真を見ると、背鰭後方がやけに大きく見える。それも１つの特徴か？

参考写真：同じ時の写真。
逃げられ気味の写真だが、腹部がオレンジ色に染まっているのが分かる。

Skunk anemonefish は海の中で「スカンクアネモネフィッシュ」と紹介されてたので、my新種と分かり迷わず撮った。