ニテンエソ

ヒメ目エソ科

2023.8.2:投稿



【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、高知県、琉球列島。
【生息域】浅海の岩礁域、サンゴ礁域およびその周辺の砂地に生息。
【特徴】一見、アカエソやミナミアカエソによく似ているが、本種は吻端に左右1対の楕円の黒色斑があるのが特徴。



「捕食シーン」

本種の食性は甲殻類や多毛類、小型魚類などを摂取する動物食性。

ニテンエソの餌食になったのは、恐らくソラスズメダイ辺りではないかと思うが定かではない。
本種の摂取対象の小型魚類であることには間違いない。



【第1章】
咥えられたスズメダイは、観念したのか暴れたりはしていなかった。
この時、眼は未だ口の外。

出来れば、昔の”パラパラ漫画”のようにしたいところだが、写真が4枚しかないのでそれは難しい。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.09.20 #511

撮影ポイント

沖縄本島 万座 ドリーム

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

【第2章】
咥え直す度にスズメダイは口の奥へ。

 

実はこのエソ、当初はヒトスジエソアカエソあたりだろうと思っていた。
ところが、写真でエソの口元を凝視していると吻端に1対の黒点があることに気が付いた。
調べると本種「ニテンエソ」であることが判明。

 

貴重な捕食シーンではあるものの、青被りしたお粗末な写真。
そんな稚拙な写真を4枚も連続して使って良いものか?躊躇した。
しかし「ニテンエソ」と分かって、そんなためらいはどこかへ消えてしまった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.09.20 #511

撮影ポイント

沖縄本島 万座 ドリーム

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

【第3章】
歯の奥側へと消えゆく青いスズメダイ。
嚙まないで飲み込むのだろうか。

 

本種の最大の識別ポイントの吻端の黒点がはっきり見て取れる。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.09.20 #511

撮影ポイント

沖縄本島 万座 ドリーム

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

【第4章】
完全に口の中に獲物を収めたところ。
とは言っても、未だ喉のあたりだろうか。

 

ニテンエソ!
何処か満足そうな表情に見えるのは、こちらの先入観?

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.09.20 #511

撮影ポイント

沖縄本島 万座 ドリーム

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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