アカエソ

ヒメ目エソ科

2022.5.19:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】浅い岩礁やサンゴ礁などの周辺の砂地に生息。
【特徴】体色は生息環境により変化を見せる。赤褐色から赤味の強いもの、褐色、白っぽいものまで変異に富む。体高は低く、全体として細長い。上顎が下顎より前に出る。体の背側にある帯状の模様が特徴。体側中央斑紋の間隔は狭く細かく見える。最大40㎝程にもなる。



「アカエソ」

本種も属すエソ科の魚達は判別が難しい仲間だそうだ。
本種もヒトスジエソやミナミアカエソと良く似ている。

エソ科の魚は日本のうみには3属15種が生息。
・アカエソ属(10種)
・マエソ属(4種)
・オキエソ(1種)



「エソ」という言葉は大和朝廷の時代における一種の差別用語だったとか。
何故そんな呼び名が今も残っているのだろう???

名前の由来は、見た目が醜悪なことから「エソ」と付けられたとか。
写真のアカエソ。決して醜悪ではないと思う。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.05.16 #486

撮影ポイント

田子 田子島

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「アカエソ ペアー」

 

夏から秋にかけてがアカエソの繫殖期で、砂地などでペアーでいるところが多く見られる。
丁度この写真は7月下旬に撮ったもの。
アカエソは雄より雌の方が体が大きい。

 

通常は砂地に潜って頭だけを出している。自分より小さな生物を待ち伏せして捕食する。基本的には夜行性。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.07.28 #226

撮影ポイント

伊東 満根

使用機材

Olympus XZ-1

「アカエソ 幼魚」

 

伊豆大島の野田浜。礫混じりの砂底。
インストラクターのミカちゃんに教えて貰った。
私自身はその存在にすら気付いていなかった。

 

写真の左上まで体は続いている。幼魚ながら案外大きい(長い)。
顔はいかにも幼魚に相応しいあどけない表情をしている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.05.10 #1132

撮影ポイント

伊豆大島 野田浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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