ヤリカタギ

スズキ目チョウチョウウオ科

2024.8.10:投稿



【分布域】和歌山県以南の太平洋沿岸、八丈島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】浅いサンゴ礁で見られる。ミドリイシ類のポリプを主食としているため、サンゴへの依存度が高い。
【特徴】チョウチョウウオ科の魚の中では1番細長い体をしている。体色は白色。体側には”く”の字型のラインが並ぶ。背鰭と臀鰭は黄色で、その後端が角張り白色で縁取られる。眼を通る黒色の横帯が入る。成魚の尾鰭は黒色。幼魚の尾鰭は黄色。夜になると体色が変化し、体側背側に模様が現れる。





「ヤリカタギ 成魚」

体側には槍の切っ先にも似た「く」の字が並び、チョウチョウウオ科の魚にしては細長い独特な体型。



近年、ヤリカタギの餌になるサンゴの白化が進んで、本種は減少傾向にあるとか。
「準絶滅危惧種」と判定されているらしい。




急がねば!
ヤリカタギの夜バージョンをずーっと狙っている。
夜バージョンを撮ってから本種を投稿しようと目論んでいた。
しかし、なかなか思い通りに事は運ばない。。。


去年の12月の柏島・竜の浜でも、ヤリカタギの夜バージョンを見付けた。
ところが、ヤリカタギが夜バージョンへと姿を変える頃、海の中は暗くなり始める。

薄暗い海の中「おっ!夜バージョン!」
1人、内心、歓喜の声を上げた。


ところが、それは陽も沈みかけたエキジット前のタイミング。
仲間の皆はぐいぐい船の方向へと泳いで行く。
暗くなりかけた水中で単独行動を取るのも憚れ、
あんなにも撮りたかった夜バージョン、泣く泣く諦めた。



私には”ジンクス”がある。
余り嬉しい”ジンクス”ではないが、、、。

例えばこのヤリカタギの夜バージョンのように「何かを撮ってから」と拘っていた種を、
ちょっとも~う無理かなっ!と、
しびれを切らせて投稿すると、その直後に撮影に成功した例が結構ある。

若干?いや大分?下心見え見え。
ジンクスを逆手に取った作戦(投稿)
そんな不純な投稿。
神様に意地悪されるかも知れないが。
ここはジンクスを信じて(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.12.05 #938

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ヤリカタギ 幼魚」

 

人間に例えると何歳位だろう?
最近の成人は20歳から18歳へ変更された。
魚的にはどうなんだろう(笑)

 

ところで。
ヤリカタギ!の”かたぎ”
下の何番が適当だと思いますか(笑)
1.気質
2.堅気
3.片木
全てハズレ!

 

チョウチョウウオ科には本種ヤリカタギの他にハクテンカタギコクテンカタギなどが存在する。

 

上の答えはハクテンカタギの投稿に。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.05.03 #416

撮影ポイント

奄美大島 倉崎ビーチ

使用機材

Olympus XZ-1

「ヤリカタギ 超幼魚」

 

この子の可愛さに言葉は要らない!
体に対して大き過ぎる眼、その視線、口元!

 

チビ、ちび、おチビちゃん!(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.08.30 #908

撮影ポイント

伊豆大島 王の浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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