ウマヅラハギ

フグ目カワハギ科

2022.9.26:投稿



【分布域】北海道~九州の日本海・東シナ海・太平洋沿岸、八丈島、瀬戸内海、屋久島。
【生息域】沿岸からやや沖合いに生息する。200m以浅で見られる。
【特徴】体色は灰色で、体側に不規則な雲状の斑紋がある。



「ウマヅラハギ 幼魚」

ウマヅラハギの分布域を見ると、日本の周囲のほとんどの海を網羅している。

ということは、今までもそれなりに本種に遭遇してきたはずだが、私自身のカワハギ科の魚達に対する熱量が低く、積極的に撮ってこなかった。


しかし佐渡島では、初めて日本海で潜るということで私の意識も変化していた。
南の海のトロピカルな魚の逆、メバル科やカジキ科そして本種も属すカワハギ科などの地味な魚に注目してレンズを向けた。

ウマヅラハギの幼魚も日本海でなかったらスルーしていたかも知れない。


参考写真:同じ時の同じ個体。



データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.09.18 #1180

撮影ポイント

佐渡島 小木 イワシグリ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ウマヅラハギ 成魚」

 

この写真を撮ったのは2022年6月2日。
忘れもしない初めてマダラハナダイに会った日。
1本目で首尾よくマダラハナダイを撮り、何なら2本目はキャンセルして祝杯を上げに行きたい気分でいた。
その2本目の終盤に写真のウマヅラハギの存在を教えて貰って撮った。

 ぬ

私の気合いの入らない思いがもろに写真に表れて、酷いピンボケになってしまった。
ウマヅラハギを撮ったのはこの時が初めてで、本来なら嬉しいmy新種になるはずだったが、余りのピンボケ写真に「新種」として数えていなかった。

 

ウマヅラハギの名前は「馬の様に長い顔をしたハギ」ということらしい。
体側前部に斜めの雲状斑、中央と後部に雲状の横帯がある。
特徴が頭に入ったので、必ずやもう少しマシな1枚に差し替えたいと思っている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.06.02 #1139

撮影ポイント

伊東 白根南

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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