ウデフリツノザヤウミウシ

フジタウミウシ科ミズタマウミウシ属

2021.1.12:投稿


ダイバーにはとても人気があるウミウシ。

ウデフリツノザヤウミウシが属しているミズタマウミウシ属のウミウシ達の形態がどうなっているのか、ここでもう一度確認したい。(下の写真を参照)

まず「触角」は下の方が山吹色で先が黒色。そして触角の根本付近にあるのが「触角鞘」(しょっかくしょう)。さらにその前方にあるのが「頭幕」(とうまく)。頭幕には1対の口髭のような黒色の小さな突起「口触手」がある。

「二次鰓」の両脇に指のような「突起」が2本と「尾部」が1本。

色的には、山吹色から黒色、水色、白色へ変化するのはこの3本の突起と触角鞘1対。黒色なのは触角1対と口触手1対と二次鰓ということになる。

体色(外套膜)は山吹色。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.08.18 #501

撮影ポイント

田子 弁天島

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

分布域はインド・西太平洋と、どの図鑑にも書かれている。日本における分布域については記載がない。
大きさについては25mm、50mm、60mmに達すると様々。

 

ウデフリツノザヤウミウシがコケムシを食すというのは一致した見解であり、ミズタマウミウシ属のウミウシはコケムシの側で観察されることが多い。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.04.09 #536

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ニックネーム・シリーズ」
ポケモンのキャラクター「ピカチュウ」の愛称で呼ばれているこのウミウシ。体の色が山吹色、触角(或は突起)の先が黒色であるところが、ピカチュウに通じるのかもしれない。

 

チャンスがあったら、もっとピカチュウらしい真正面からのアングルで撮り直して写真を更新したい。

 

Part1
#1サロンパス=スミレナガハナダイ
#2ピカチュウ=ウデフリツノザヤウミウシ
#3ウルトラマンホヤ=和名無し
#4パンダホヤ=和名無し

#5ロボコン=アナモリチュウコシオリエビ

#6ハンマー=アカシュモクザメ

#7ドリー=ナンヨウハギ

#8ジャパピグ=ハチジョウタツ

 

Part2(#9〜13)はこちら

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.01.20 #666

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

せつこ

2021.01.14

12:52

写真班としては「折角教えて貰ったんだからちゃんと撮らなきゃ〜」とそわそわ 笑
撮りながら「この子達どうなってるのかしら⁇ 」
構造?とかをちゃんと把握しないと気持ち悪いタイプなので。(遺伝してるよね)
ウデは突起かしら。振ってる⁈

まき

2021.01.14

01:19

お写真の子達は、選りすぐりの本当に見事なピカ⚡️っぷりですね!海の中で見つけると、じーっと観察するよりも先に「カメラ班に教えてあげないと!」とテンションが上がって、周りをキョロキョロしてしまうので、2枚目の解説入りのお写真で初めて構造(?)を知りました笑 「ウデフリ」のウデは突起のことですかねぇ??

コメント

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