ルリメイシガキスズメダイ

スズキ目スズメダイ科イシガキスズメダイ属

2024.7.22:再投稿



ルリメイシガキスズメダイには2つのタイプが存在する。
尾鰭付け根周辺に黒色の帯を持つタイプと持たないタイプ。
2024年7月。初めて黒帯を持たないタイプの本種を撮った。
最後尾に掲載。





2023.12.13:投稿



【分布域】小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良いサンゴ礁やサンゴ礁外縁に生息。水深12m前後のハナヤサイサンゴやミドリイシの群体の周辺で見られる。
【特徴】サンゴへの依存度が高く、神経質でサンゴの下へ素早い動きで出入りする。幼魚の時から色彩に2つのタイプが見られる。体側後方尾柄部手前に幅のある黒色の横帯を持つタイプと持たないタイプに分かれる。黒色の横帯のないタイプは腹部から尾鰭にかけて黄色い。
【識別ポイント】同属のイシガキスズメダイに生態も姿も似るが、本種は眼の虹彩が青いのが特徴。





「ルリメイシガキスズメダイ」

小笠原の海では本種ルリメイシガキスズメダイをあちこちでよく見かける。
チャームポイントは瑠璃色の虹彩。

【特徴】にも書いたが、神経質でかつ動きも速い。そのため、それなりに難敵ではある。



ルリメイシガキスズメダイは2つのタイプがいて、小笠原でも両方のタイプを見かけはした。
しかし、黒帯を持つタイプの方が遥かに個体数が多いように思う。



写真は黒色の横帯があるタイプ。こちらの方が数は多い。横帯の無い個体の写真は未撮影。



参考写真:2020.9.22 @小笠原諸島 父島 二本岩
本種の特徴である、虹彩が青い眼をクローズアップした写真。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.09.22 #915

撮影ポイント

小笠原 父島 二本岩

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「マンタ不発からの~」

 

前日の2本目、マンタステーションへ行ったがマンタは現れなかった。
ダイビング終了後、朝イチではマンタが出たらしいという情報が入った。
それを受けて、この日は朝イチでマンタステーションへ向かった。

 

しかしこの日もお目当てのマンタは現れない。
こんな時間の積み重ねが、今後いつかマンタの姿を見た時の喜びを醸成してくれる。

 

マンタを諦めて船へ戻る道すがら。
ん?ん?ん?
見かけないスズメダイを発見!
誰だっけ?

 

2m四方でサンゴの根本を忙しなくちょろちょろと泳ぐ。
黄色い体色に頭から背面にかけて青色。
こんな配色のスズメダイいたっけ???
眼は瑠璃色。この点について海中では気付かなかった。写真を確認して初めて分かった。

 

先頭を泳ぐガイドの成田さんの直ぐ後ろを泳いでいたが、このスズメダイに翻弄されているうちにチームの皆はもう大分先へ行っている。
ちらちら皆との距離を気にしながら、1枚2枚と写真を撮ったが満足出来る感触はなかった。

 

が、気が付くとRちゃんが近くで待っていてくれた。
これ以上迷惑はかけられない。。と踏ん切りを付けてその場を離れた。
水深16m辺りだっただろうか。

 

ホテルへ戻って写真を確認すると、眼が瑠璃色。
そう、そう、そうだった!
ルリメイシガキスズメダイの黒帯の無いタイプだった~

 

不満足ではあるが、黒帯なしのルリメイシガキスズメダイ初撮影。
9月に予定している小笠原にはきっといるはず。
その時バッシっと撮れることを期待しよう(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2024.07.14 #1427

撮影ポイント

久米島 マンタステーション

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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