オトヒメエビ

オトヒメエビ科オトヒメエビ属

2022.7.4:再投稿
2021.6.14:投稿



【分布域】房総半島以南の太平洋岸
【生息環境】浅い海のサンゴ礁や岩礁に生息。岩穴の中や岩棚の割れ目、転石帯の石の隙間などで見られる。
【特徴】体長40〜60cmあり比較的大きい。体色は半透明の白色で頭部や腹部、尾扇に赤色と白色の帯がある。
第3歩脚は長く赤色と白色の帯が各4本。触角は白く非常に長く体長を上回る。体の下の面に付く歩脚の付け根は青色。体の表面は細かい棘に覆われる。5対の歩脚の内、前3脚の先端に鋏を持つ。
本種は比較的大型の魚のクリーニングをすることで知られている。ウツボやニザダイやハタ科の魚の表面の寄生虫や食べかすを食べる共生関係にある。夜間は活発に行動する。



「絵になる背景」

こんなに素敵な背景(場所)に居るオトヒメエビを撮るのは初めて!
我が目を疑った。
「こんな場所にオトヒメエビ?!」

「絵になる背景」は、下手なカメラマンの”七難隠す”らしい。笑



2021.6.14 に本種は既に投稿(2枚目以下)していたが、余りの嬉しさに再投稿。 
元の投稿には「通常の背景」の写真ばかりが並んでいる。


下の写真でも書いたが、オトヒメエビ胸脚を片方失っている個体は存外多い。
この写真の個体も左側が無い。体と尾扇が写っている。




データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.06.18 #1141

撮影ポイント

柏島 勤崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

2021.6.14:投稿

正直、オトヒメエビのまともな?納得出来る?写真がない。
かなり頻繁に見かけるのだが、マクロレンズで本種の大きな体全体を撮れるとは思えずスルーすることが多い。石の隙間などから白色の触角がはみ出していてオトヒメエビが居ると直ぐに分かる。しかし、撮らない。

 

納得出来る写真がないにも拘わらず、投稿するのには事情がある。
久米島で「クメジマオトヒメエビ」を撮り既に投稿した。このエビは図鑑にも載っていないレア?でマニアック?な種。その一方で本家本元のオトヒメエビを取り上げないことに、図鑑として偏り過ぎだとの自己批判が心の中に沸き起こった。この傾向は他の種でも言えている。今後、この点を少しづつ是正していこうと思う。

 

因みにこの写真、ペアーのオトヒメエビ。左奥にもう1匹控えている。
オトヒメエビは雌雄の結び付きが強いそうだ。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2013.06.11 #362

撮影ポイント

浮島 スイジョウアーチ

使用機材

Olympus XZ-1

開き直って、マクロレンズで顔のアップを撮った1枚。
改めて見直すと、鋏が3対バッチリ?写っている。「満更でもない」と自己評価。。。。。?!
それにしても本種は写真映えしない。今後に希望が持てない。。。

 

オトヒメエビの和名の由来は、あの有名な竜宮城伝説の乙姫から来ているそうだ。
白く長い触角、紅白の鮮やかな色の脚を広げた姿が乙姫を連想させるから。

 

英名:Barber-pole shrimp
こちらは赤・白・青の体色が理容店のくるくる回るサインポールに似ているから。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.12.09 #532

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

オトヒメエビの投稿をした後、良い写真がないことを反省して何枚か撮ってみた。

 

この写真の個体、抱卵している。しかし、オトヒメエビの特徴的な赤白の第1胸脚の右側が無い。
参考写真の個体は別のポイントのものだが、この個体にも同じ右側第1胸脚が無い。どうしたことだろう?

 

いずれも眼ピンバッチリに撮ったつもりだったのだが。。。

 

参考写真:2021.6 @柏島 民家下北北

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.06.13 #1014

撮影ポイント

柏島 民家下北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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