ゴボウウツボ

ウナギ目ウツボ科

2026.3.2:再投稿



「オナガウツボ」とされていた和歌山県須江の内浦ビーチに生息するウツボは、「ゴボウウツボ」であると直近に判明した。
当図鑑でも「オナガウツボ」として投稿していたが、名前を変更して再投稿する。
最後部に掲載。




以下「ゴボウウツボ」の分布域・生息域・特徴

【分布域】和歌山県、鹿児島県、奄美大島。
【生息域】内湾の泥底域に生息。
【特徴】体色は焦げ茶色で、腹側は白色を帯びる。吻は丸みを帯び、体はウツボ科魚類の中でも著しく細長い。肛門は体中央付近に位置する。吻端から4つの穴(眼下感覚管孔)が等間隔で並び、4つ目は眼の後下方にある。
【識別ポイント】本種も属すタケウツボ属の他種は眼下感覚管孔が3つで、眼の後下方に穴はないことで識別出来る。






2022.1.6:投稿



以下「オナガウツボ」の分布域・生息域・特徴
(一応そのまま削除せず残しておく)
【分布域】駿河湾、和歌山県、高知県、琉球諸島。
【生息域】内湾の泥底域の水深15m以浅の浅海に生息。河口域や河川でも見られる。
【特徴】体色は灰褐色~褐色。腹側面はやや淡い色になる。体は細長く円筒形。尾部は側偏していて非常に長い。吻は丸みを帯び、口はかなり大きく眼の後方まで開く。眼下感覚管孔が3つで、眼の後下方に穴はない。小魚や甲殻類などを摂食する。



「国内最長のウツボ!」

名前通り、オナガウツボは最長3mにもなる。
通常は70cm位である。
頭だけを出していたが、砂の中に隠している体はどの位の長さなのだろう?

海の中で本種に出会った時は、国内のレコードホルダーの方(ウツボ)だとは全く存知あげなかった。
軽く1枚だけ撮った。正直このウツボがいる窪みの上に群れている小さな魚の方が興味深かった。
”失敬な奴”だと思ったのだろうか?直ぐに奥へ行ってしまった。

2018年、沖縄県名護市大浦湾のマングローブ林近くで小学生2人が体長3m・重さ7.5kgの本種を捕獲したことが地元・琉球新聞の記事にもなっている。


因みに本種については、現地ショップのスタッフの方に撮った写真を見て貰い「オナガウツボ」と教えて頂いた。本種は紙媒体の各図鑑には掲載されていない。教えて頂かなければ、種の特定に苦労するところだった。感謝。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.01.28 #1093

撮影ポイント

和歌山県 須江 内浦ビーチ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「オナガウツボ」から「ゴボウウツボ」

2026.3.2:再投稿

 

 

いつも和歌山の海へ引率してくれるインストラクターのミカちゃんから連絡を貰った。
以下:

 

現地ダイビングショップからの情報によると、
内浦ビーチに生息する”オナガウツボ”とされていたウツボは、同じウツボ科タケウツボ属の「ゴボウウツボ」であることが判明。
生態調査や保全研究を行う串本海中公園センターの2026年1月の調べによる。

 

外見上の識別ポイントは、
・眼下感覚管孔が4つあること(オナガウツボは3つ)
・尾部長(肛門から先)が短い(オナガウツボは長い)

上記識別ポイントは、海中で孔が4つか3つかは確認しづらく、また泥地に潜っていることが多いことから尾部長も識別困難。

 

ただ、顔つきがやや違うらしい。
オナガウツボはシュッとしていて、ゴボウウツボはごつごつ「ゴジラ」のような顔つきらしい(笑)

 

参考写真:同じ時の同じ個体の写真。
2022年に出会った時は泥底の窪みに棲んでいた。
今回(2026.1)は壊れかけている網(漁礁?)の中へと棲み処を変えていた。
前回は直ぐひっこんでしまったが、今回は長い体を出して威嚇してきた。
名前も棲み処も性格も変わった??(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2026.01.16 #1605

撮影ポイント

和歌山県 須江 内浦ビーチ

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

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