ミカヅキコモンエビ
テナガエビ科ソリハシコモンエビ属
2022.7.19:投稿
【分布域】奄美大島以南。
【生息環境】サンゴ礁や岩礁に生息。礁壁の岩穴や砂地にある離れ根の穴の奥で見られる。
【特徴】体は透明で濃紫色と鮮黄色の斑点が散在する。額角や歩脚、腹部の下縁、尾扇の外縁が鮮黄色の細い線で縁取られている。
「10年振りの西表島、10年振りのミカヅキコモンエビ」
2012年のGW、初めて西表島へ行った。
それから10年、久しぶりの西表島。ただいま西表島!
2012年の11月、石垣島・インディアンの塔で初めてミカヅキコモンエビを撮った。
滅茶苦茶ピンボケでライトも当たっていないような酷い写真だった。
あれから10年。何としてもリベンジしたいと願ったミカヅキコモンエビ!
【分布域】にもある通り、南の海に居る種。
西表の海は本種に出会える絶好のチャンスだと思って、事前にリクエストした。
岩穴というか、小さな暗い窪みの天井(上面)からやや離れて、フワフワ浮いていた。
ツアー引率のミカちゃんに見せてもらった。
ミカヅキコモンエビは魚類をクリーニングするエビとして知られている。
ソリハシコモンエビ・ベンテンコモンエビ・クリアクリーナーシュリンプなどと同じ「ソリハシコモンエビ属」に属している。
長い歩脚をだらりと下げた「オバケ~」のポーズ?をするところは、特にソリハシコモンエビと似ていると思う。
名前の「三日月」に相応しい、黄色いラインが美しい!
因みに、この写真は「三日月」ではなく、2022年7月14日の「満月」(スーパームーン)の翌日に撮った。
参考写真:同じ時の同じ個体。
冒頭の写真は180°上下を回転させている。
こちらの写真は撮ったままの写真。
データ詳細
撮影日
2022.07.15 #1153
撮影ポイント
西表島 カメP
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)