メガネスズメダイ

スズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属

2024.7.16:再投稿



メガネスズメダイの成魚を撮った。
予てから撮りたかった「オジロスズメダイ」だと思って。。。
その顛末を最後尾に掲載。






2021.11.14:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、琉球列島。
【生息域】成魚はサンゴ礁域の水深12m以浅で見られる。幼魚は成魚よりさらに浅い水深2m前後の場所に生息。
【特徴】幼魚は頭から背鰭にかけて鮮やかなオレンジ色の域がありそこに数本の青いラインが走る。背鰭後方に青色で縁取られた眼状斑がある。尾鰭基底に白色の帯を持つ。
成魚はくすんだような緑茶色をしている。幼魚の時にあるオレンジ色の域は消失する。成魚にも眼状斑は残る。尾鰭基底に白色の帯を持つのも幼魚と同じ。この白色への切り替わりは境界がはっきりしている。
【識別ポイント】名前も姿もよく似たクロメガネスズメダイに似るが、こちらには尾鰭基底に白色の帯はない。




「メガネスズメダイ 幼魚」

幼魚の頃は鮮やかな目立つ色彩をしているが、成魚になると黒色や褐色、或いは灰色や茶色の地味な色になるのがスズメダイ科の魚の常。本種メガネスズメダイもまた然りである。

ただし通常成魚になると消えてしまう眼状斑が本種では残る。
この特徴が和名に”メガネ”が付く理由と思われる。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.11.11 #604

撮影ポイント

田子 弁天島

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

幼魚ほど目立つ色彩をしているのはスズメダイ科の魚だけではない。この傾向は他の科の種でも見られる。イロブダイミナミハコフグなどはその良い例だと思う。

 

幼魚こそ目立たない色彩でいた方が生き残る可能性が高いと思うが、そこには何か”秘密”があるようだ。
残念ながら、この”秘密”についてここに書けるだけの知識が私には無い。引き続き調査していきたいと思っている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.11.14 #604

撮影ポイント

田子 弁天島

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「メガネスズメダイの成魚」

 

メガネスズメダイの成魚を、初めて潜った慶良間諸島で撮った。
それは大いに喜ぶべきことなのだが。。。

 

実は。。。
数年前から探していた「オジロスズメダイ」だと思って撮った。。
2024年沖縄・慶良間・水納島ツアーの成果として”いの一番”に「オジロスズメダイ」として投稿すべく、写真を準備して稿も準備した。

 

虫の知らせ?かもう1度、念のため、図鑑の「メガネスズメダイの成魚」を調べた。
・尾鰭付け根の白色に変わる境界線がはっきりしている。
・成魚にも背鰭後方に眼状斑がある。
・体色は緑褐色(茶褐色)
これらの特徴はメガネスズメダイの成魚にもオジロスズメダイ成魚にも当てはまる。

 

私の頭に???が灯った原因。
・写真個体の頭部に薄らと青色のラインがある。
・臀鰭に薄い青色のラインが入ること。
・図鑑掲載の写真には眼の後方に小さな暗色の斑点がある。
上記はメガネスズメダイの成魚の特徴であり、オジロスズメダイ成魚には当てはまらない。

 

更には、この両種、生息水深が微妙に異なる。
メガネスズメダイは12m以浅。
オジロスズメダイは水深5m。
私が撮影したのはせいぜい10m前後。

 

私の「オジロスズメダイ探し」の強い思い(思い込み)が、危うく間違った識別へと導くところだった。

 

正直、しばらくはショックだった。

 

が、しかし。
モノは考えよう!
メガネスズメダイの成魚を初めて撮ったのだから、ここは喜ぶべきだろう。

 

参考写真:同じ時の個体別。
この時は数匹の小さな群れでいた。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2024.06.29 #1416

撮影ポイント

慶良間諸島 クエフ島(北東)

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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