2024.5.21：投稿

【分布域】千葉県外房、東京湾、相模湾～九州南岸の太平洋沿岸。
【生息域】磯や沿岸近くに生息する。
【特徴】体色は淡い灰褐色で暗褐色の斜めの帯が３本見られる。体型は楕円形で側扁している。成魚は最大で60cmに達する。




「コショウダイ」

イサキ科のコショウダイ属の仲間は既に以下の7種を投稿した。
・ヒレグロコショウダイ
・ムスジコショウダイ（写真は幼魚のみ）
・チョウチョウコショウダイ
・アジアコショウダイ
・クロコショウダイ
・Indonesian Sweetlips
・Andaman Sweetlips

最後？に登場の本種コショウダイ。
改めて本種の写真を見て感じたのは「やっぱり他のコショウダイ属の仲間と同じで、体表に黒色の斑点があるんだ～」



この私の感想は本末転倒だった(笑)
そもそも”コショウダイ”との名前は、、、
体の背側から尾鰭にかけて”胡椒”のような斑点が多数散在することから。
そうだったのか～(笑)


もっとも東京湾などで獲れる本種は若魚であることが多く、
”小姓”鯛との字解きも考えられるらしい。




参考写真：同じ時の同じ個体。
”胡椒”をクローズアップしたアングル。

「寄生虫？！」

本種は市場ではイマイチ人気がないとか。
上質な白身の魚であるが、寄生虫が付いていることが多いらしい。

寄生虫はやはり怖い！
残念ではある。