キントキダイ
スズキ目キントキダイ科
2024.11.30:投稿
【分布域】青森県、宮城県、相模湾~九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、佐渡島~九州西岸の日本海・東シナ海。
【生息域】水深29~373mに生息。
【特徴】体の大きさに対して腹鰭や背鰭、臀鰭が大きく、黄色斑点が散在する。
「暗い深場での出会い」
柏島の民家下北北というポイント。
そこの水深30m後半に棲むオシャレハナダイ狙いで入った。
近くには”ベラ団地”と呼ばれる場所がある。
ここはイトヒキベラ系の綺麗どころが棲んでいる。
だが、最近は出が悪いとか。。。
オシャレハナダイには何度か会っている。
だから、窒素を溜めるリスクを冒さず何か他の魚に出会いたいと考えていた。
海の中は暗かった。
体長20~30cm程の大きさの魚が1個体、ポツンと浮いていた。
一目でホウセキキントキの仲間だと分かった。
もしかしたら、ホウセキキントキそのものかも知れないとも思った。
が、今迄自分が出会って来たホウセキキントキとは何か違っていた。
my新種であることを願ってシャッターを2回切った。
自分の撮った写真と図鑑掲載の写真を見比べると、本種キントキダイとそっくりだった。
どちらの写真でも体色は銀色で、体側には淡茶褐色の円斑が並んでいる。
思いもよらない、暗い深海での出会いだった。
データ詳細
撮影日
2024.11.24 #1482
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)