カスリヘビギンポ
スズキ目ヘビギンポ科

2023.1.10:投稿
【分布域】屋久島、奄美大島、琉球列島。
【生息域】水深10m以浅の内湾性の岩礁やサンゴ礁の根の側面で、ハマサンゴやウスコモンサンゴなどの塊状もしくは被覆状のサンゴの上で見られる。
【特徴】体色は透明。体には絣のような色とりどりの斑紋が散りばめられている。吻が少し前に長く伸びた面長な顔。下顎が上顎より前に出ているのが特徴。
「”絣”をまとったヘビギンポ」
絣模様の着物がお好みのヘビギンポとはお洒落な奴。
同じヘビギンポ科のタテジマヘビギンポは真っ赤な体で良く目立つ。
こちらのカスリヘビギンポは、体の地色が透明で絣模様の体で余り目立たない。
目に付きにくいのか、私は1度しか本種の写真を撮ったことがない
しかし、良く観察するとカスリヘビギンポはきれいな魚である。
本種は水温が上がり始める5月も半ば頃から夏にかけて繫殖期を迎える。
婚姻色になると赤みが強くなる。
データ詳細

撮影日
2014.03.05 #410
撮影ポイント
石垣島 コーラルブリッジ
使用機材
Olympus XZ-1