ヒレオビウツボ
ウナギ目ウツボ科
2021.11.19:投稿
【分布域】高知県柏島、琉球列島。
【生息域】沿岸の岩礁域やサンゴ礁域に生息。
【特徴】眼の後方に白色の帯が2本ある。体側には不明瞭な横帯があり、背鰭と臀鰭には明瞭な帯がある。体長50cm程の比較的小さなウツボ。
「稀種なのか、姿を見せないだけなのか」
図鑑『日本の海水魚』には「熱帯海域では普通種だが、日本では稀種」と書かれている。
ネット上では「時々姿を見かけるが非常にシャイですぐに隠れてしまう」と紹介されている。
個体数が少ないのか、その性格からダイバーが目にする機会が少ないだけなのか。真相はどちらだろう?
参考写真:冒頭の写真と同じ個体。分布域にあげられている高知県柏島で出会った。
私はヒレオビウツボに会ったのはこの1度だけ。
データ詳細
撮影日
2020.07.04 #884
撮影ポイント
高知県柏島 レッドロック
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
2022.10.23追加投稿
「ヒレオビウツボ 2度目の出会い」
2度目の出会いの舞台は屋久島だった。
舞台として申し分ない場所。
柏島に屋久島。贅沢な場所ばかり。
ヒレオビウツボは居る場所を選り好んでいるのか。
垂直な壁で2m程間を置いて、本種ヒレオビウツボとワカウツボがそれぞれの巣穴から顔を出していた。
柏島のヒレオビウツボより屋久島の個体の方が老成しているのか貫禄すらある。
データ詳細
撮影日
2022.09.30 #1183
撮影ポイント
屋久島 大瀬
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)