ヘラヤガラ

トゲウオ目ヘラヤガラ科

2021.11.2:投稿



【分布域】相模湾以南の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、若狭湾、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域の浅所に生息。
【特徴】体色は変異が多く、灰色や暗色そして黄色い個体までいる。また体の模様も縦縞を出現させるもの、横縞を出すもの、模様の無い一色のもの、周囲の環境や隠れる場所などで様々な変化を見せる。口はラッパ状で比較的大きな魚も吸い込んで捕食する。本種の特異な行動として、大型のベラ科やハタ科の魚に寄り添って隠れ、小魚を捕食する。



「たかがヘラヤガラ、されどヘラヤガラ」

”たかが”などと言ってはヘラヤガラに失礼だ、と思う。
しかし、ここ1年ヘラヤガラに費やした私の情熱や時間・エネルギー量を知れば、この失礼をヘラヤガラも許してくれると思う。
ヘラヤガラ!どうですか?



今年伊豆の海には、例年以上にヘラヤガラがいる。
しかも、まるまると太ったヘラヤガラがいる。これも温暖化の影響か?!

今年。伊豆は勿論、八丈島でも伊豆大島でも小笠原でも屋久島でもヘラヤガラの姿を見つければ撮った。




とりあえず冒頭の写真は、2014年にデジカメで撮った”普通”のヘラヤガラ。



このあとは。
『普通種ヘラヤガラと私・その苦闘の記録』である! 笑






データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.03.03 #405

撮影ポイント

石垣島 大崎ミノカサゴ宮殿

使用機材

Olympus XZ-1

本種ヘラヤガラのように全長50~60㎝にもなる魚をマクロレンズ装着のカメラで撮るのは難しい。レンズは単焦点であり離れなければ全身をフレームに収められない。しかも私のように内蔵フラッシュのみの場合、被写体から離れ過ぎると今度は光が被写体に届かない。

 

アオヤガラは同じ”ヤガラ”でも所属する科が本種とは異なる。しかしその撮影の困難さにおいては同じ問題を抱えている。
今年(2021年)2月、アオヤガラの稿を書きながら”ピカっ”と閃き、一計を案じた。

 

「一計」とはすなわち、魚の真横(魚の体に対して90°の位置)から撮るのではなく、被写体の前方斜め約135°(45°)から撮れば全身をフレームに入れられるのではないかというもの。

 

上の写真は「135°作戦」を実行した写真。ピントも甘く未だ”習作”の域をでない。
しかしイメージとしては、私が意図するところはこんな感じだ。

 

参考写真:2021.5.29 @田子 沖の浮島根
同じく「135°作戦」で撮ったヘラヤガラ。暗くはあるが辛うじて尾鰭まで写っている。。。
因みにこの写真を撮ったのは正に自分自身の1,000本記念の時。そんな時にまでヘラヤガラ「135°作戦」を実行していたとは??我ながら呆れてしまう。

 

この「135°作戦」机上で練った作戦を、生きた魚相手に海の中で遂行することの難しさを、図らずも痛感させられることとなった。
まだまだ習練が足りないらしい。涙

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.07.31 #1025

撮影ポイント

八丈島 底土

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ヘラヤガラの全身を撮るのも難しいが、体色や模様のバリエーションを蒐集するのもそれなりに苦労が。 笑

 

写真は横縞模様のヘラヤガラ。

 

参考写真:2011.5.3 @小笠原諸島 人丸島 アウトサイド
こちらは縦縞模様のヘラヤガラ。
デジカメで撮っているので難無く全身をキャッチしている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.02.22 #857

撮影ポイント

北川 カジカキ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ヘラヤガラがクリーニングされていた。
そんな時は、恍惚な表情で警戒心も薄くなりシャッターチャンスではある。
しかしここは、「135°作戦」は捨ててホンソメワケベラ幼魚をメインに。

 

参考写真:2021.9.19 @小笠原諸島 父島 北一岩
図鑑で「ヘラヤガラが大きな魚に寄り添う特異な行動をとる」と書かれていることは知っていた。
知ってはいたが、なかなかそんなシーンに遭遇出来なかった。

 

小笠原の海で「何だ~?あの魚は丁髷(ちょんまげ)を頭に載せているのか?」と遠くから眺めていた。
しばらくボーっと見て「丁髷じゃない!スジアラに身を寄せてるヘラヤガラだっ!」とやっと気付いた。
頭の回転が鈍い分フラッシュの設定に失敗した。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.07.31 #1024

撮影ポイント

八丈島 ナズマド

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

色々な言い訳をして酷い写真ばかり載せてしまった。
最後は目ピンの来ているヘラヤガラの写真で終わりたい(とは言いながら、これも135°に回り込めなかった失敗作)
振り出しへ戻った感。。。

 

ヘラヤガラ、恐るべし!笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.09.19 #1046

撮影ポイント

小笠原諸島 父島 北一つ岩

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA