アオヤガラ

トゲウオ目ヤガラ科

2021.2.11:投稿


普通種。日本における分布域も南日本沿岸域を中心に、北海道以南の沿岸域、伊豆諸島・小笠原諸島・琉球列島に及ぶ。


アオヤガラは上記の通り分布域も広く、それなりにコンスタントに会っている。ならば、さぞかし良い写真が撮れているのではないか。

ところが、そうは問屋が卸さない。

1枚目の写真の撮影地。マレーシアのサバ州 Sipadan/Kapalai Resort のハウスリーフ。日本の海で普通種のアオヤガラを何故異国で撮るのか。

答えは、アオヤガラが何者なのか(珍しいのか、日本でも見られるのかetc.) 名前も含めて何も分からないそんな時、無邪気に「細長い魚だなぁ〜」とシャッターを切っただけの話。特段の理由は何も無い。

更にこの写真は私の中での撮影時期のレコードホルダー。最古(2009.11.20 Dive No.89)の写真。

正真正銘、カメラを持って海へ入った初Diveの時のもの。カメラはSONY・Cyber-shot

しかし何より問題なのは、10年以上の歳月が経ったにも拘らず、アオヤガラの写真をもう少しマシな1枚に未だ更新できないでいること!

アオヤガラのまともな写真がないことは頭に入っている。海面近くにいるアオヤガラを撮るためにわざわざ深度を上げて近づいて撮るなど(急浮上では無い)色々チャレンジもしているが上手くいかない。デジカメを2nd.カメラに持っていた頃も撮れなかった。つい先日はGoPro(静止画)で撮ったが気に入らない。

ここで愚痴を言うのは本意では無い。

今ちょっと閃いた!!今度は撮れるかも知れない!(生来の楽観主義)

今までアオヤガラに対して90°の位置(真横)から撮っていたが、頭前方から135°の位置から撮ったら全身が入るのではないか。成功して写真を更新あるいは追加できることを願うばかり。

参考写真:2010.9.4 田子 アジロ崎 ナイトダイビングで。

 

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2009.11.20 #89

撮影ポイント

Kapalai Housereef

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

アオヤガラと言うだけあって体は緑色がかった青色。海中では白ぽい灰色に見えるが。
吻は円筒形で細長い。三角形の尾鰭中央からは糸状軟条が伸長する。飛行機の翼のように上下対照に背鰭・臀鰭がついているのも特徴的。
夜間や興奮時は横帯を現す。

 

岩礁域やサンゴ礁域のごく浅い(10m付近)海や中層に生息。図鑑には「単独で見られる」ともあるが、この写真はペアーだろうか?奥には幼魚のような小型のアオヤガラも写っている。ファミリーなんてこともあるのだろうか??皆目分からない。体色の違いについても調べが付いていない。

 

同じヤガラ属のアカヤガラは高級魚として知られているが、本種アオヤガラは味が劣るとのこと。

 

因みにこの写真は2012年 川奈ビーチでのもの。ダンゴウオ狙いで行った。初めて見るダンゴウオは苦笑いするしかない程小さかった。K西さんご夫妻(この数年後プライベートで沖縄へご一緒頂いた)、パラオ以来2年振りに会ったTっち。そして、この日は将史君に初めてガイドをして貰った記念日。LogBookには「これからもっともっと頑張るからしっかり見ていてね」と初々しいコメントが書かれている。
私が”しっかり見ている”どころか、その後大層”面倒を見て”貰っている。将史君のお陰で八丈島を始め私が行ける海は大いに広がった。
写真は粗末だが、鮮明な数々の思い出に満ちた1枚。

 

参考写真:2016年 田子 アジロ崎 マクロレンズで撮ったアオヤガラ(頭のみ)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.02.10 #267

撮影ポイント

川奈 ビーチ

使用機材

Olympus XZ-1

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA