ハナビラウツボ

ウナギ目ウツボ科

2022.2.23:投稿



【分布域】小笠原諸島、和歌山県串本、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域の浅場に生息。
【特徴】茶褐色の体に白色の斑点が密に入る。本種最大の特徴は口の中が白色であること。
甲殻類や魚類、軟体動物など動物食性である。
【識別ポイント】ワカウツボと良く似ているが、本種は口の中が真っ白なことで識別可能。
本種とワカウツボ、上顎前方中央部に3列の鋭い歯を持つのは共通した特徴。



ハナビラウツボ

名前としては「鼻ひげ」より「花びら」の方がずっと素敵だと思う。
しかしダイバーへの人気度としては「ハナヒゲウツボ」の方が遥かに上。
ハナヒゲウツボと本種・ハナビラウツボ、名前は良く似ているが見た目は全く違う!

ハナビラウツボの口の中は純白!

ワカウツボと見た目が良く似ていると言われるが、この口の中の純白な色により区別は容易。



参考写真:同じ時の同じ個体。
この場合のように、口を完全に閉じていると種の特定に苦労するかもしれない。




データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.11.23 #750

撮影ポイント

石垣島 大崎ハナゴイリーフ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

このハナビラウツボも上の2枚の写真と同じ時、同じポイントでの写真だが、こちらは別個体。

 

注文通りに真っ白な口の中を開けて見せてくれている。
更に、特徴の1つである上顎前方中央部に3列に並ぶ鋭い歯も確認できる。

 

ところで、本種の名前の由来だが。
体にある白色斑を”花びら”に見立ててであることは言うまでもない。

 

“花びら”は何の花びらだろう?
桜かな?

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.11.23 #750

撮影ポイント

石垣島 大崎ハナゴイリーフ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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