ハチ

スズキ目ハチ科

2023.6.5:投稿



【分布域】茨城県~九州の太平洋沿岸、新潟県~九州の日本海・東シナ海沿岸、屋久島、小笠原諸島。
【生息域】100mより浅い砂底や砂泥底に生息。日中は砂に潜っていることが多い。
【特徴】口元に2本、下顎に1本のヒゲがある。背鰭に1黒色斑がある。胸鰭は大きく1本の遊離軟条がある。幼魚には眼を通る暗褐色の帯が1本ある。



「ハチ」

この名前にはきっと面白い由来がある!と私の嗅覚が働いた。笑



魚の「ハチ」は漢数字の”八”から来ているのだろうか?
カンパチは頭に”八”の字があるが、本種の体に”八”の字は見当たらない。

もしや、落語の「八っつぁん、熊さん」かとも思ったが、そこに共通項はまるでない。


まさか”蜂”(Bee)から来ているわけはないだろう。。。と思ったら。
そのまさかの”蜂”からだった!

本種の漢字表記は「蜂」
魚の「ハチ」の背鰭にある棘に刺さると、酷い激痛が走り「まるで”蜂”に刺されたようだ」というのが名前の由来。

余り面白い話は隠れていなかった。
私の嗅覚もいい加減なもの。。。。。



「ハチ 幼魚」

ハチは日中は砂底に潜っていることが多いらしく、ナイトダイビングでのみ数回会った。
残念ながら成魚には未だ会ったことがない。

砂に潜っている雌を中心に雄がぐるぐる回る繫殖行動をとるそうだ。
是非、そんな動画を撮ってみたいものだ。


参考写真:同じ時の同じ個体。
幼魚はとにかくキュート‼

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.09.24 #590

撮影ポイント

田子 弁天島→アジロ崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA