クリアクリーナーシュリンプ

テナガエビ科ソリハシコモンエビ属

2023.6.1:投稿



【分布域】伊豆半島以南。
【生息環境】サンゴ礁や岩礁に生息。礁壁の岩穴や、砂地の離れ根などの奥に棲む。生息水深は5m以深。
【特徴】体は透明。体に散在する赤褐色の斑点の数はベンテンコモンエビほど多くなく、ソリハシコモンエビより多い。額角の色は先端から赤・白・赤と続くのが識別ポイント。




「クリーナーシュリンプ」

魚の体表に付いた寄生虫や口腔内の付着物を食べる習性があるエビ達は”クリーナーシュリンプ”と呼ばれる。

礁壁の岩穴や、砂地の離れ根の奥に棲んでいるが、数種類で生息していることも多い。そしてそこは魚達の”クリーニングステーション”となる。


本種はずばり名前の一部に”クリーナーシュリンプ”とあるように、”クリーナーシュリンプ”の代表格でもある。
テナガエビ科やモエビ科、そしてオトヒメエビ科の一部のエビがクリーナー達になる。



正面顔のクリアクリーナーシュリンプ!
使用しているオリンパスのミラーレス一眼の解像度の高さが伺える1枚。

エビ類の中には胸脚などを一部失っている個体も多いが、この個体は幸いにもしっかり揃っている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.02.24 #861

撮影ポイント

伊豆海洋公園

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「エビの図鑑写真?!」

 

魚類の図鑑写真は体側からのアングルが多い。
エビ類もこの写真のように、やや斜め横からのものが多いように思う。
尾扇の模様に特徴がある時は敢えて真上からも撮ったりするが、あまり良い写真にはならない。

 

伊豆の海でも会うことが出来る本種、それなりに撮影チャンスはある。
ところが、今までに1枚もクリーニング中の本種を撮ったことがない。図鑑として致命的な欠如だと思う。

 

甲殻類の中の「エビ類」、クリアクリーナーシュリンプは71種目の投稿。
ここまで後回しにしたのは、クリーニング中の写真が無いのが一番の原因。

 

近いうちに追加投稿出来ることを願って!!!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.02.24 #861

撮影ポイント

伊豆海洋公園

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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