ベンテンコモンエビ
テナガエビ科ソリハシコモンエビ属
2021.6.10:投稿
【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県串本から琉球列島にかけての太平洋岸。
【生息環境】サンゴ礁や岩礁に生息。オーバーハングの岩の下や岩盤の裂け目、砂地にある離れ根などの穴の奥など暗い場所を好む。複数で見られることが多い。
【特徴】透明な体に白色と赤褐色の斑点が多数。体長は約3cm。魚類などのクリーニングをする。
【識別ポイント】ソリハシコモンエビやクリアクリーナーシュリンプに似るが、ソリハシコモンエビには白色と赤褐色の斑点がごく僅かしかない。また本種の額角は、先端から白・赤・白と続く。クリアクリーナーシュリンプは赤・白・赤の順。水中での判別方法としては本種が一番色鮮やかであること。
写真の個体は抱卵している。
データ詳細
撮影日
2019.03.23 #777
撮影ポイント
Palau Blue Corner
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
この写真は判別ポイントの「額角が先端から白・赤・白〜」が良く分かる。
海の中ではハサミ脚や触角、胸脚、額角など色々あって、何が何やら分かり辛い。
データ詳細
撮影日
2014.12.21 #463
撮影ポイント
熱海 ソウダイ根
使用機材
Olympus XZ-2