アカシマシラヒゲエビ

モエビ科ヒゲナガモエビ属

2023.1.17:投稿



【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、本州中部太平洋沿岸、屋久島、琉球列島。
【生息環境】サンゴ礁や岩礁の浅海に生息。離れ根の岩穴や転石帯の隙間などで見られる。
【特徴】体色は半透明の黄褐色で、白色の長い触角を持ち、頭胸甲から第6腹節にかけての背中線上に白色の縦帯があり、第6腹節の末端で横帯になる。白色の縦帯の両脇には明赤色の幅広い縦帯がある。



「罪なエビ」

最初に断っておくが、本種に特筆すべき”非”があるわけではない。

が。
しかし、である。

このエビを見て印象に残るのは”白”ではないだろうか?
長い”白”の触角。
背中線を走る”白”の縦帯。

私の脳内を”白”が支配する。

そして「”シロ”シマシラヒゲエビ」へと名前は変換されていく。



参考写真:同じ時の写真。
本種の特徴は背側にあるが、腹側や歩脚は黄褐色。

データ詳細

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撮影日

2014.05.05 #428

撮影ポイント

奄美大島 プチフィッシュ

使用機材

Olympus XZ-1

本種は「屋久島 一湊 ゼロ戦」での印象が最も強い。

 

分布域を見ると「伊豆半島以南」と書かれている図鑑もある。
色々な場所にいてもおかしくはない。

 

しかし、初めて本種を見たのが屋久島のゼロ戦であり、行く度に会える。個体数も断然多い。
そのせいか。
私の脳内では、時に「”ヤクシマ”シラヒゲエビ」と改名されたりする。笑

 

この写真はその「屋久島 一湊 ゼロ戦」でのもの。
ゼロ戦に棲むエビ達が競演している。

 

①アカシマシラヒゲエビ
スザクサラサエビ
バイオレットボクサーシュリンプ

 

これにホワイトソックスが加われば申し分ないのだが。。。

 

それにしても、アカシマシラヒゲエビの背側や尾扇は紅白で美しく彩どられている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.11.01 #451

撮影ポイント

屋久島 一湊 ゼロ戦

使用機材

Olympus XZ-1

「井田のアカシマシラヒゲエビ」

 

井田は伊豆半島の西側、住所としては沼津市に含まれる。

 

井田の海でも会えるにだから、本種が温帯種であることが頷ける。

 

アカシマシラヒゲエビはクリーニングシュリンプとしてもよく知られている。

 

一応、正面顔を狙った1枚ではある。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.04.21 #785

撮影ポイント

井田

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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