アカホシキンセンイシモチ

スズキ目テンジクダイ科

2023.3.29:投稿



【分布域】石垣島、西表島:西部太平洋の熱帯域。
【生息域】サンゴ礁域に生息し、小さな群れを作る。
【特徴】体地色は白色。黄色から橙黄色の縦帯の幅は細い。尾柄部後端に赤斑があるのが特徴であるが不明瞭なことも多い。
【識別ポイント】キンセンイシモチに酷似しているが本種の方が小型。本種は体地色の白色がより目立つ。




「アカホシ??キンセンイシモチ!」

本稿を書くにあたって暫し止まって考えてしまった。
「いったいこの魚のどこら辺が、”アカ”???で、どこに”ホシ”???」と。

自分の撮った写真だけを見ていたのが敗因??

本種の特徴の1つは尾柄部にある「赤色の1斑」。
しかし、この赤色斑不明瞭なことも多いとか。。。

名前の由来にもなっている特徴が不明瞭なことも多いとか!!!
そういうのは、出来れば止めて欲しい。



しかし、こんな例は存外多い。
私にとって一番印象深いのはクロオビアトヒキテンジクダイ
こちらも黒帯が不明瞭であったり、きれいさっぱり消えていたり。

写真の個体も何とか見ようによっては薄ぼんやりとオレンジ色の班があるようにも見える。
出来れば、名前通りはっきりと”アカホシ”を出現させた本種を撮りたいものだ。


ただ、この写真も「普通のキンセンイシモチかな~」と思いながら”違和感”を感じて念のためシャッターを切った!
なんかやけに”色白”なキンセンイシモチ?別種?と。

海の中で”アカホシ”を見つけられるかどうか?
分布しそうな海では要チェック!だ。笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.03.18 #681

撮影ポイント

Palau German Channel

使用機材

Olympus XZ-1

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