ヒブダイ
スズキ目ブダイ科アオブダイ属
2022.11.14:投稿
【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、南硫黄島、神奈川県三浦半島~九州南岸の太平洋沿岸、男女群島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い岩礁やサンゴ礁外縁斜面などで見られる。
【特徴】雄相は80㎝を超える大型種。体色は一様に青色や青緑色で、これといった特徴がない。尾鰭付け根周辺の青いウロコ模様も状況によっては消失する。眼の虹彩は黄色。雌相は黄色と青色の横縞模様が鮮やかで良く目立つ。
「ヒブダイ 雄相」
小笠原諸島・聟島(ケータ)列島の嫁島に「マグロ穴」というポイントがある。
ここで良く本種ヒブダイに出会う。
もちろん他の海でも見かけるが、最初にヒブダイを認識したのがマグロ穴だったため、その印象が極めて強い。
ヒブダイの雄相は、特徴がないことが特徴のような男!(いや、雄相)
そんな特徴もなかなか魅力的だと思う。笑
*小笠原諸島・嫁島のマグロ穴については「イソマグロ」の稿に詳述。
データ詳細
撮影日
2016.05.05 #542
撮影ポイント
小笠原諸島 嫁島 マグロ穴
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.9~18mm F4.0~5.6)
「ヒブダイ 雌相」
実は先ずヒブダイの雌相を撮った。
鮮やかな黄色と青色の横縞模様のブダイは、海の中で良く目立つ。
そんなそれぞれの個性を持った雌雄も良いと思う。
何故かヒブダイの背景には、ノコギリダイばかりが登場している。
両種の好きな環境が似ているのかも知れない。
沖縄でヒブダイは三大高級魚として人気があるとか。刺身や煮付けなどにすると非常に美味だそうだ。
参考写真:2016.5 @小笠原諸島 嫁島 マグロ穴
逃げられて、追いかけ切れなかったヒブダイの雌相。
データ詳細
撮影日
2016.05.05 #542
撮影ポイント
小笠原諸島 嫁島 マグロ穴
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.9~18mm F4.0~5.6)