ユキダマウミウシ
ツヅレウミウシ科コダテウミウシ属
2024.6.6:投稿
【分布域】中部太平洋、西太平洋、南太平洋。
【特徴】体地色は白色。背面全体が微細な顆粒状突起で覆われている。触角は白色で褶葉部が黒褐色。触角の後ろ側の縦方向には褶葉がなく、その部分は白色。二次鰓は白色で軸の先端部分が黒褐色になる。体長60mmに達する。
「ユキダマウミウシ」
本種の名前に”ユキダマ”が付けられたのは、形態を見れば頷ける。
出会ったこの個体、正に雪のように純白で美しかった。
が、”雪”とはほど遠い南の島。
行政区分では「東京都」だが、はるか南南東約1000kmの太平洋上の小笠原諸島。
そう言えば
昔『南の島に雪が降る』というドラマ化や、映画化もされた本があった。
(話の脱線は得意中の得意だが、今回はここで止めておく)
本種ユキ”ダ”マウミウシ。
1字違いのウミウシがいる。
「ユキ”ヤ”マウミウシ」
確かに、ユキダマとは趣が異なる「ユキヤマウミウシ」
命名のセンス、なかなかだと感じ入った(笑)
データ詳細
撮影日
2019.05.05 #795
撮影ポイント
小笠原諸島 人丸島 人丸島sp
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)