Yellow-eyed comb-tooth

スズキ目イソギンポ科

2022.12.11:投稿



【分布域】インド洋、中・西部太平洋。
【生息域】サンゴ礁域に生息し、ハマサンゴ類の上で多く見られる。
【特徴】体色は背側は灰色、腹側は白色。眼は薄く緑がかっている。眼の周囲は黄色あるいは黄金色、眼の下に銀色、その下にオレンジ色のラインがある。



「ツートンカラー」

ネット上の図鑑によると「背側は灰色、腹側は白色」と書かれている。
ずばり”灰色”というより”茶色みを帯びた灰色”、あるいは”灰色がかった茶色”の方が私の印象に近い。

いずれにしても、背側と腹側を2つに分けた”ツートンカラー”のイソギンポ科ニラミギンポ属の種である。


日本の海にも「フタイロカエルウオ」という魚がいる。
こちらの種は、体の中央辺り1/2を境に前方(頭側)が濃藍色、そして後方(尾鰭側)が黄色のツートンカラーに塗り分けられている。


塗り分け方が両種では明らかに違う割には「フタイロカエルウオに似ている」と書かれている。
よくよく調べると、インド洋には本種と同じように背側と腹側が灰色と白色に塗り分けられ、且つ体後方と尾鰭が黄色個体がいるようだ。これは”フタイロカエルウオ”と分類されるらしい。


英名:Yellow-eyed comb-tooth (イエローアイドコムトゥース)
イソギンポ科はBlenniidae(Combtooth blennies)
黄色い目のイソギンポ。



参考写真:同じ時の写真
カメラを構えている時は全く気付いてなかったが、体かクロスするように奥にもう1匹いる。
ペアーだったのかも知れない。


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.11.25 #1215

撮影ポイント

Thailandl Tachai Pinnacle

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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