ヤスジニセモチノウオ
スズキ目ベラ科ニセモチノウオ属
2023.10.1:投稿
【分布域】八丈島、小笠原諸島、高知県柏島、屋久島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い水深10〜20m付近の岩礁域やサンゴ礁域に生息。礁斜面などの枝状サンゴの周辺、砂礫底などで見られる。サンゴの外へもよく出てくる。
【特徴】体側に7〜8本の赤色ないし紫色の縦線がある。背鰭、臀鰭、尾鰭は透明感のある黄色。ここにも線が入る。体長は4cm位のものから12cm位のものもいて、ニセモチノウオ属の中で最大。
「強敵ぞろい! ニセモチノウオ属」
ベラ科のニセモチノウオ属には以下のような魚がラインナップされている。
・ニセモチノウオ
・ヨスジニセモチノウオ
・ヤスジニセモチノウオ(本種)
・ヒメニセモチノウオ
・ヨコシマニセモチノウオ
警戒心が強く、根の亀裂の隙間や穴をちょろちょろと出入りして、その姿を写真にするのは困難を極める。
しかも、その顔付き!
「撮れるものなら撮ってみなっ!」と挑発するような表情。
なかなかに”憎い奴ら”である。
参考写真:同じ時の別個体。
データ詳細
撮影日
2020.09.23 #918
撮影ポイント
小笠原 西島 西島東磯
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)