ヤミスズキ

スズキ目ハタ科ハタ亜科

2021.4.2:投稿


「生物創造部」という組織が神様の下にあって、魚類部門のデザインを担当する部署があるとする。その中でハタ科を任されている”デザイナー”は相当能力が高いと思う。センスが抜群だ!!

ハタ科の中には、ハナダイ亜科や本種も属するハタ亜科などがある。
ハナダイ達の美しさは改めてここで言うまでもないが、このヤミスズキでも”デザイナーとしての才能”を存分に発揮していると思う。



日本では屋久島、琉球列島を分布域に持つ。
サンゴ礁域の岩棚や洞窟などの暗い場所を好む。あまり遊泳性はなく、暗闇でホバリングしている。ほぼ単独でいる。生息水深は浅場から25m辺りも含まれ、水深より暗闇かどうかが優先なのかも知れない。

参考写真はヤミスズキが好きな環境。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.11.04 #317

撮影ポイント

石垣島 グルクンの根

使用機材

Olympus XZ-1

いつもお世話になっている石垣島の現地ショップの那須さんが「お母さんが好きそうなヤミスズキ」とスレートに書いて紹介してくれた。笑

 

「好きそう」には2つの意味があったと思う。
1つ目、色々な種類の魚を集めていることをご存知だからその意味で(ヤミスズキとはこの時が初対面)
2つ目、ヤミスズキの色彩デザイン。

 

ヤミスズキがいる暗い場所では、尾柄の上部にある黄色い斑点だけが目に入る。第1背鰭には青色と暗褐色の複雑な模様がある。
体色はシックな青褐色で、暗褐色の小さな斑点が散在する。暗闇に溶け込むような色合い。

 

那須さんの慧眼通り、今でも、かなり、相当、大好きな魚!!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.11.04 #317

撮影ポイント

石垣島 グルクンの根

使用機材

Olympus XZ-1

まき

2021.04.03

17:52

ヤミスズキとの出会い、私もよく覚えてる〜。ドンピシャな紹介でした!
それにしても「生物創造部」のデザイナー陣は相当才能豊かですね。幼魚と成魚、雄と雌でデザインを変えるとか、何か仕事ぶりに余裕や遊び心、プロ集団としてのプライドすら感じます。こんなこと言うと「何億年やってると思ってんだ」と怒られそうですが笑

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