ヤッコエイ

トビエイ目アカエイ科

2021.2.5:投稿


分布域は北海道、南日本の太平洋沿岸、小笠原諸島、琉球列島、八丈島、若狭湾。島嶼周辺の砂地に生息していることが多い。


ヤッコエイの写真は何れも小笠原兄島のポイント「バラ沈」で撮影したもの。

体は黄土色〜暗緑色で青い小さな斑点が散らばっている。腹面は白色。体盤は約40cm、尾長まで入れた全長は約70cm位。体盤の長さと尾長はざっくり1:2の割合。

眼は少し飛び出た位置にあり周囲を見渡すのに機能的。


甲殻類や小魚、貝などを摂食する。逆にヤッコエイを捕食する、彼らにとっての天敵はシュモクザメやシャチだそうだ。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.04.30 #205

撮影ポイント

小笠原 兄島 バラ沈

使用機材

Olympus XZ-1

写真のほぼ中央付近に、砂を被って横たわっているヤッコエイ。この後、体をヒラヒラとくねらせて、砂底から飛び去って行った。

 

ヤッコエイの撮影地となったポイント名「バラ沈」は、小笠原 兄島の滝ノ浦湾に沈んでいる貨物船・第7雲海丸が朽ちてバラバラになっているところからの命名。

 

写真の背景になっているのは貨物船の骨組みだろうか。今は、漁礁となってさまざまな魚たちが群れている。

 

戦時中、小笠原の父島は本土と南洋諸島の間で輸送船などの中継地となっていた。そのため米軍の爆撃の標的となり数多くの輸送船が小笠原近海で沈められた。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2017.05.03 #617

撮影ポイント

小笠原 兄島 バラ沈

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

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