ウスモモテンジクダイ
スズキ目テンジクダイ科
![](https://se3blue-mountain.com/wp-content/uploads/2022/10/e922ace4bf666440318856fd8bbf661b-scaled.jpg)
2022.10.18:投稿
【分布域】屋久島、琉球列島:中・西部太平洋の熱帯域。
【生息域】サンゴ礁の内湾に生息する。礁池内のサンゴ枝周辺で多く見られる。
【特徴】やや桃色を帯びた透明感のある体色。尾柄部に小さな黒斑が1つある。体側に青い横帯や斑があるものもいる。尾鰭上下葉端が黒色の個体もいる。
「ウスモモテンジクダイは”空気”?」
ウスモモテンジクダイは格段の特徴がない。
個性がないのが個性であるかのように。
まるで自己主張をしない。
しかし美しいものは、あるがままに美しい。
透明感のあるボディー。
まるで”空気”のようにさりげなく存在する。
参考写真:2019.3 @Palau St.Cardinal
パラオのこのポイントは、内湾の砂泥底で枝状サンゴの群れがある。
そうした環境を好むウスモモテンジクダイなど多くの種類の生息地となっている。
本種は群れを作る。この1枚はたまたま2個体が重なってまるでペアーのようで、どこか微笑ましい。
データ詳細
![撮影日のアイコン](https://se3blue-mountain.com/wp-content/themes/sakanazukan/images/common/photographing@2x.png)
撮影日
2018.05.05 #701
撮影ポイント
宮古島 オアシス
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
![](https://se3blue-mountain.com/wp-content/uploads/2022/10/BF6B8D56-33B9-482E-81E8-35B2BF5531A0-scaled.jpeg)
「ウスモモテンジクダイ 群れ」
まるで「壁」のように幾重にも折り重なって群れているウスモモテンジクダイ達。
この写真、正直肉眼で見ている姿とはやや異なる。体側がフラッシュに反射して、ややメタリックな感じになってしまっている。
データ詳細
![撮影日のアイコン](https://se3blue-mountain.com/wp-content/themes/sakanazukan/images/common/photographing@2x.png)
撮影日
2022.09.30 #1185
撮影ポイント
屋久島 ヒデゴ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)