ウミシダヤドリエビ

テナガエビ科ホンカクレエビ属

2022.12.18:投稿



【分布域】伊豆半島以南。
【生息環境】サンゴ礁や岩礁の浅海に生息するウミシダ類の羽枝上で見られる。多くの場合複数匹でいる。
【特徴】体色は宿主のウミシダの色に合わせて変異が多い。縦帯があるものや単一色のものもいる。ウミシダ類と共生する近似種に比べて、本種は体が細く、眼の先端にはほとんど突起がないことが特徴。第2胸脚は大きく左右相称で、はさみの指部と掌節はほぼ同じ長さ。




「ウミシダ類と共生するエビの種類はとても多い。
その中でも、本種は日本で最も多く見られるエビ」

だ、そうだ。。。



不勉強で恥ずかしいが、、、
自分にとって「ウミシダカクレエビ」の方がポピュラーで、「ウミシダヤドリエビ」の名前は余り馴染みがない。

本種ウミシダヤドリエビをそんなに多く見てきた記憶もなければ、写真も数枚しかない。

今後、ウミシダ類を見たらめくって、注意深くチェックしてみようと思う。
その為には指示棒を装備しなくては!
ウミシダ類はグローブなどに直ぐ絡み付き、かなり厄介なことになる。


因みに。
かつて持っていた指示棒は、羽田空港の保安検査場で係官に呼び止められる原因となった。
「この長い棒の様な物は何ですか?」と聞かれ、
「あっ!それ指す奴です」と答えた。
すると「えっ!刺すぅ~!!!」と血相を変えられた!(日本語は難しい)




参考写真:2015.1.30 @井田
掲載した写真の個体は何れも縦帯のあるものばかり。
縦帯のない単一色の個体もコレクションしたい。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.07.03 #878

撮影ポイント

柏島 勤崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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