ツノハタタテダイ

スズキ目チョウチョウウオ科

2022.10.17:投稿



【分布域】八丈島、小笠原諸島、伊東市富戸、和歌山県串本、屋久島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い岩礁やサンゴ礁外縁の斜面、ドロップオフ側面の岩陰などで多く見られる。
【特徴】体全体は茶褐色。体背側の方がやや明るい茶黄色。眼の後方と背鰭から尾柄部に掛けて2本の白色帯が「ハ」の字の様に入る。眼の上には角状の突起がある。眼の下の吻には暗くて余り目立たないが眼状斑がある。



「決着の時が来た!」

魚の中には、そこそこ目にはするがなんとなく後回しになってしまう種がいる。
本種ツノハタタテダイはその内の1つ。

屋久島の海で本種を見て「そろそろツノハタタテダイとも決着を付けねば!」と思った。
決着を付けるとは、良い写真を撮らねばと言うこと。

意気込んで撮ってみた。。。

自宅で撮った写真を見ると「頭部が欠損してる個体か?」「眼の下にもう1つ眼が?!」と首を捻った。またもやダメ写真か?!


図鑑の記事を見て驚いた。

「目の上に角状の突起がある」と。
そこをしっかりと捉えているのであって、決して頭部が欠損している個体ではないことが判明。
図鑑の写真を見ると、眼の下には地味に眼状斑が写っている。こちらの方が目立っている。


「決着の時」と意気込んだ割には、ツノハタタテダイについて何も分かっていなかった。
名前の由来も”角”があるからだった。なるほど!
我ながらアカン奴だと反省しきりである。


参考写真:2017.10 @屋久島 一湊 タンク下
見切れてしまったツノハタタテダイ。私の写真あるある。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.10.02 #1190

撮影ポイント

屋久島 一湊 横瀬

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ツノハタタテダイ 幼魚」

 

「ツノハタタテダイの幼魚は伊豆でも割と見られる」と図鑑には書かれているが、私にはその記憶はない。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.12.06 #939

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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