トラギス
スズキ目トラギス科
2023.2.21:投稿
【分布域】新潟県~九州の日本海・東シナ海沿岸、南日本の太平洋沿岸、伊豆諸島。
【生息域】岩礁域の浅い水深の砂底、砂礫底、ガレ場に生息。
【特徴】体色は赤味の強い茶色。トラギス科の中では大型で最大20㎝にもなる。丸く細長い体の中央部には、鰓から尾鰭にかけて白色の縦帯あるいは縦斑列がある。また体側には6本の暗色横帯がる。眼の下には青色のラインが数本入る。下顎には黒色の斑点がある。尾鰭上端がとがる。
「ザ・トラギス」
その科の中で1番有名?普通?代表的?な種が後回しになるのは当図鑑でよく見られる現象。
本種は温帯種であり、普通種である。
よく見かける。そこら辺で見かける。
時にトラギスと、目が合ったりする。
それでも、トラギスは自分がダイバーのレンズに狙われてないことを充分自覚している。
余り逃げないし、警戒心も薄く平常心を保っている(ように見える)
シャッターチャンスは幾らでもある。
しかし、撮らない。
そして気が付くと、ろくな写真がない。仕方なく後回しにする。
参考写真:2015.3.10 @大瀬崎 湾内
冒頭の写真は2010年。古い順に掲載。
本種は雌から雄へ性転換することでも有名。雌先成熟型。
雌雄の色彩などの差は不明。
データ詳細
撮影日
2010.10.18 #151
撮影ポイント
初島 フタツ根
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)