テズルモズル

ツルクモヒトデ目テヅルモヅル科

2023.4.5:投稿



【生息域】1,000m位までの海底に棲む。
【特徴】体の色は薄茶色。腕が5本あり更にその腕が数十回も分岐し触手となる。



「捨てられた テヅルモヅル」

ダイバー?(ガイドの人?)にとってテヅルモヅルは、テヅルモヅルエビの宿主としてのみ意味を持つ。本種を見つけるとひとしきり、複雑に絡み合った枝を搔き分け奥の方を凝視する。
エビが居ないと分かると捨てられる寸法!(元の位置に戻す)


漁師にとっては”嫌われ者”らしい。
底引き網に入ってくる本種は、触手が網に絡まり取り除くのに難儀するからとか。


図鑑を作る身としてはテヅルモヅルも取り上げたいと以前からチャンスを伺っていた。
しかし、テヅルモヅルが一体何者なのかも全く知らなかった。
ヒトデの仲間と知ってなるほど~とは思ったが、、、

テヅルモヅルは漢字では=手蔓藻蔓。
クモヒトデの仲間(網)のツルクモヒトデ目の中のテヅルモヅル科の棘皮動物の総称。

それにしても、世の中(海の中)には摩訶不思議な生き物がいるものだ!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.04.01 #1248

撮影ポイント

田子 沖の浮島根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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