タカサゴ
スズキ目タカサゴ科
2021.12.9:投稿
【分布域】若狭湾以南の日本海沿岸、南日本の太平洋岸、八丈島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い岩礁域やサンゴ礁域に群れで生息。
【特徴】体側に太い黄色の縦線が2本ある。2本の縦線の内、下の縦線は側線より下。尾鰭両葉の先端は赤茶色。
【識別ポイント】同属にニセタカサゴがいて本種と良く似ている。相違点は2本の縦線の内、下の縦線がタカサゴのそれより細く側線に沿っていること。
「高砂や~この浦舟に帆を上げてぇ~」
今時の結婚式で謡われることはまずないだろう。
だが、能の演目の一つ「高砂」の中で謡われる大変目出度い一曲である。
そんな目出たい謡曲と同じ名前を持つ本種「タカサゴ」。
「タカサゴ」は魚の名前でもあり科の名前でもある。
タカサゴ科の中で最も有名な魚は「ウメイロモドキ」。
図鑑では「ニセタカサゴと混泳いしていることが多い」と書かれているが、写真の個体はキンセンイシモチと混泳していた。
参考写真:2012.11.2 石垣島 名蔵湾 モエギポイント
デジカメXZ-1撮影。遠景?のタカサゴ。
データ詳細
撮影日
2021.11.26 #1068
撮影ポイント
柏島 後浜no.2
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)