スミツキトノサマダイ
スズキ目チョウチョウウオ科
2023.3.4:投稿
【分布域】南日本の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】水深3~20mのサンゴ礁に生息。サンゴのポリプを主に食べるためサンゴがある場所にのみ生息する。
【特徴】体色は黄色。体側には青色の斑紋がある。眼を通る黒帯の縁も青色。尾柄部に1黒色斑がある。体長はおよそ10㎝程。
「好物はミドリイシ類のサンゴポリプ」
写真の個体は幼魚である。
季節来遊魚として訪れた田子の白崎。
ここは、ミドリイシ類のポリプを主食とするスミツキトノサマダイにとって「最高のレストラン」。
田子白崎には見事なヒメエダミドリイシの群生がある。
2022年やや白化現象?が見られたが、また元の緑色を取り戻し始めているとか。
チョウチョウウオ科の幼魚たちの格好の「ゆりかご」。
再生を心から祈っている。
参考写真:同じ時の同じ個体。
データ詳細
撮影日
2019.09.28 #826
撮影ポイント
田子 白崎
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「石垣島のスミツキトノサマダイ成魚」
体側に”墨”が付いているトノサマダイ?
”墨”と言っても黒色ではない。
爽やかな青色~水色。
参考写真:2010.7.23 @石垣島 石崎マンタスクランブル
初めてスミツキトノサマダイを認識した時の写真。
複数匹でのんびり浅場を泳いでいた。
本種とよく似た種で、青色班がないチョウチョウウオがいる。
Andaman butterflyfish
よく似た”別種”ではなく、本種の”カラーバリエーション”との説もある。
データ詳細
撮影日
2014.03.03 #404
撮影ポイント
石垣島 大崎ハナゴイリーフ
使用機材
Olympus XZ-1