シマキンチャクフグ
フグ目フグ科
2021.9.5:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆・小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】水深60m以浅のサンゴ礁で単独あるいはペアーで生息する。
【特徴】体側に縁取りのない鞍状斑が腹部の下にまで達する。
【識別ポイント】ノコギリハギは”似ている”のではなく、本種に”擬態”している。両者の区別は背鰭と臀鰭の形を見れば明白。ノコギリハギの背鰭は長方形で幅広い、本種は扇型。また、ノコギリハギの臀鰭も幅広い。
「内緒のお話」
もっともらしく【識別ポイント】など書いているが、ノコギリハギの冒頭の写真は一時期、本種シマキンチャクフグとして登録していた。。。。。背鰭が途中で折れていて不覚にも見誤った。
”擬態”にまんまと騙された!
参考写真:2019.10 @沖縄本島 恩納村 山田
”幼魚”とまでは言えないが、未だ若い小さな個体だった。
データ詳細
撮影日
2020.07.04 #885
撮影ポイント
柏島 後浜no.3.5
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)