サザナミハギ
スズキ目ニザダイ科サザナミハギ属
2023.10.2:投稿
【分布域】南日本の太平洋沿岸、八丈島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域に生息。礁斜面や礁池など浅所に多い。
【特徴】体側にさざなみ模様がある。頬を除く頭部に橙色の斑点が散在する。尾鰭は湾入する。
「さざなみ」
海や湖の水面に揺れる”さざなみ”。
そこに明るい陽射しがさしたり、夕陽に照らされたら、キラキラと光り、一層美しい。
本種はそんなロマンチックな名前を持つハギ!
ただし、見た目は”ジミーズ”(地味)の一員。
同属のコクテンサザナミハギに似るが、こちらは頬にも斑点が散らばるが、本種の頬には斑点がない。
また、コクテンサザナミハギは名前通り臀鰭の基底後端に黒色斑があるが、本種にはない。
参考写真:2013.2.18 @Palau New Drop Off
顎歯が細長くブラシ状になっていて、その歯で岩や死サンゴなどの表面に付く藻類をかき込むようにして食べるのも特徴。
データ詳細
撮影日
2012.05.05 #280
撮影ポイント
西表島 インダビシ
使用機材
Olympus XZ-1