サラサゴンべ

スズキ目ゴンべ科

2021.12.23:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁やサンゴ礁の崖に生息。サンゴの周辺やサンゴの上、岩礁の根の上や側面亀裂などでみられる。
【特徴】眼から斜め下方に延びる2本の帯がある。体側には幅の広い横帯を持つが、大きな個体では不明瞭になる。尾鰭には白地に赤褐色の水玉模様が入る。サンゴへの依存度は比較的高い。



ゴンべ科の魚

オキゴンべは”そこらじゅうにいる”という印象。
ミナミゴンべやヒメゴンべも、これまで比較的良く会ってきた。従って写真も沢山ある。
一方で本種サラサゴンべは決して稀種などではないが、上記のゴンべ科の魚達に比べると、会う機会が少ないのは私だけだろうか?

とはいうものの、今までに何度もサラサゴンべに出会ってきた。
しかし、その中でもこの個体は飛び切り若々しく、美人?(ハンサム?)な個体だった。

魚に対して面食いなのか?すっかり惚れこんでしまい、かなり粘った。
なかなか全身を撮らせてくれず手こずったが、結果特徴の一つである水玉模様の尾鰭も含めて撮ることが出来て大満足だった。


参考写真:2018.11.2 @八丈島 ナズマド
同じ時の同じ個体。



データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.11.02 #739

撮影ポイント

八丈島 ナズマド

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

小笠原のサラサゴンべ

 

第1背鰭の棘の先端は数本の糸状皮弁がまるで「花」が咲くように全開になっている。
上の八丈島の個体より大人に見える。堂々たる佇まいのサラサゴンべ!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.09.18 #1043

撮影ポイント

小笠原諸島 弟島 スモール沖根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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