ヒメゴンベ

スズキ目ゴンベ科

2021.7.18:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁外縁部に生息する。潮通しの良い場所で多く見られる。浅い岩礁の根、オーバーハングの側面や亀裂、サンゴの下などでも見られるがサンゴへの依存度は高くない。
【特徴】体側には石垣模様があり、尾鰭には水玉模様がある。
【識別ポイント】同属のミナミゴンベとは尾鰭に水玉模様が有るか無いかで区別は容易。同じく同属のサラサゴンベは体側に幅の広い横帯があることと、眼から斜め下方へ2本の線があることで識別できる。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.09.12 #733

撮影ポイント

田子 沖の浮島根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

このヒメゴンベと下の参考写真のヒメゴンベの間に私にとって大きな出来事があった。

 

下の参考写真は2015年3月20日 @Palau New Drop Off
この小さく若いヒメゴンベの写真を撮った直後、カメラ(XZ−2)が異常をきたし使えなくなった。
ハウジングのなかに僅かだが海水が侵入していた。
ヒメゴンベの写真がXZ-2最後の1枚になった。このカメラは非常に短命だった。

 

せっかく行ったパラオの海でカメラが水没する事態は、決して気持ちの良いものでは無い。
しかも、自分が何か明確なミスをしての水没ではなかったことが悔しさを増幅させた。

 

帰国後、カメラメーカーと交渉の結果、カメラ本体とハウジングの購入代金が全額返金され、現在の愛機ミラーレス一眼に持ち替える事になった。

 

上のヒメゴンベは新しいミラーレス一眼を持って初めて行ったリゾートツアーの沖縄で撮った。

 

水没というトラブルが契機になり、それまで考えてもいなかったミラーレス一眼カメラを持つ事になった。性能も良いがそれまでのデシカメに比べて大きく重たくなった。

 

この時のトラブル、新しいミラーレスで良い写真を撮ってこそ”価値のあるトラブル”に変えることが出来る。

 

それにしても、パラオのヒメゴンベの可愛い顔を見ると、改めて愛惜の念が湧いてくる。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.09.21 #513

撮影ポイント

水納島

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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