サクラミノウミウシ
ヨツスジミノウミウシ科アカエラミノウミウシ属
2021.3.15:投稿
3/13(土曜)は私が暮らす街でも春雷が鳴り響いた。
夏の雷とは趣の違う”春雷”が私は結構好きだ。
もちろん自分は家の中にいての話。雷の音や激しく窓を叩く雨の音を聞き、暗雲立ち込める空を走る稲妻の光を眺める。五感が呼び醒まされる。「ほら、もう春だよ〜」と。
3/14(日曜)はTVのニュースで「東京の靖国神社の標準木ソメイヨシノで5〜6輪の開花が確認されました」と伝えている。
首都圏の1都3県は今も緊急事態宣言の中。それでも季節は確実にめぐって来る。
このページでも「サクラ」の名前を持つ生物を取り上げたいと思い「サクラミノウミウシ」を選んだ。
サクラミノウミウシの体地色は半透明の白色。
背側突起は桃色がかった不透明な白色。触角と口触手はやや透明な白色をしていて平らで滑らか。触角より口触手の方が長い。尾部はかなり長い。
写真の個体は丸まっていて、触角や口触手と尾部が同じ方向にある。
データ詳細
撮影日
2021.01.23 #948
撮影ポイント
田子 小蝶アラシ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
各図鑑のサクラミノウミウシの記事を読むと「センナリウミヒドラに着生する」と書かれている。
まさにこの写真はその「センナリウミヒドラ」にのっている。
(1枚目もセンナリウミヒドラなのかどうか私には断定できない)
分布域は「日本」
1枚目と2枚目を撮った時期は丁度10年違う。海で楽しく遊んでいる内のあっという間の10年 笑
データ詳細
撮影日
2011.02.06 #181
撮影ポイント
田子 沖の浮島根
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)