リュウキュウヤライイシモチ

スズキ目テンジクダイ科

2022.6.5:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域、岩礁域に生息。岩棚やサンゴの奥など暗がりで単独でじっと浮かんでいるのが見られる。
【特徴】テンジクダイ科の中では大型種。体色は褐色で体側の白い縦縞はギザギザではっきりしない。尾柄部に黒色の斑紋を持つが成長に従いぼやけてくる。尾鰭の上下は黒く縁取られない。幼魚は尾柄部にはっきりした黒色の帯を持ち、頭部は黄色い。
【識別ポイント】成魚はスダレヤライイシモチの成魚に似ている。スダレヤライイシモチの成魚の尾鰭上下は黒く縁取られ、尾柄部は白色で黒色の斑紋はない。



「リュウキュウヤライイシモチ 成魚」

一見、スダレヤライイシモチに似ていて海の中での判別は難しい。

成魚→若魚→幼魚の順で写真を掲載する。
体の色彩は、はっきりとした変化を見せる。
成魚になるにつれて、尾柄部の黒色の斑紋は徐々に薄れていく。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.05.06 #545

撮影ポイント

小笠原諸島 嫁島 コラールガーデン

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

リュウキュウヤライイシモチ 若魚

 

頭部が黄色いこと、尾柄部に黒色の斑紋があることなどから本種と識別出来る。
尾鰭の上下が黒く縁取られていないのも本種の特徴。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.11.02 #740

撮影ポイント

八丈島 ナズマド

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

リュウキュウヤライイシモチ 幼魚

 

幼魚も頭部が黄色く、尾柄部には黒色の斑紋というより幅広い黒色の帯がある。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.12.09 #852

撮影ポイント

黄金崎ビーチ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

この写真の個体もリュウキュウヤライイシモチの幼魚だが、1つ上の写真の個体より更に幼い。体色は透明に近い。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.06.22 #810

撮影ポイント

高知県柏島 民家下北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA