レンテンヤッコ

スズキ目キンチャクダイ科アブラヤッコ属

2021.6.5:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島(伊豆諸島)、小笠原諸島。
【生息域】潮通しの良い浅いサンゴ礁域や岩礁域に生息。水深は10〜30mで多く観察される。温帯域に適応している種で伊豆半島でも成魚が見られる。
【特徴】黄色の地色に青色の点が散らばる。青色の点と黄色の割合は個体差によるところが大きい。尾鰭は黄色。
アブラヤッコ属の中では大型種。体長は16cmにもなる。




初めて小笠原の海へ行くことになった時、未だ見ぬ「レンテンヤッコ」に会えるかもしれないと期待でワクワクした。

海の中で初めて見たレンテンヤッコは期待に違わぬ美しく魅力的な魚だった。

データ詳細

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撮影日

2016.05.04 #540

撮影ポイント

小笠原諸島 西島北 

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

老成するほど青色が増すのかと思っていたが、黄色と青色の割合は個体差によると今回初めて知った。勝手な自分だけの思い込みだったようだ。

ここ数年、レンテンヤッコが多く生息すする八丈島や小笠原の海へ行く機会が増え、レンテンヤッコに出会っても滅多にレンズを向けなくなった。
勿論、レンテンヤッコが良い間合いに来てくれたら、良い写真を撮りたいとそのチャンスを未だに狙ってはいる。

ところで、本種「レンテンヤッコ」の名前。
改めて写真を見ると、点というよりごく短い線が並んで点を作っていることが分かる。ただの”点”ではない。
名前の由来はおそらく「連点ヤッコ」だろうと想像は付く。検索してみるとやはり「点が連なっているから」と出てくる。
命名された方に異論を唱えるつもりは毛頭ない。しかし拡大してみると「連線ヤッコ」(レンセンヤッコ)のようにも思える。。。
余計なことを考えていると、名前を言い間違いそうなので、この話はここでオシマイ。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.05.20 #798

撮影ポイント

八丈島 ナズマド

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

レンテンヤッコ 幼魚

 

眼状斑のあるレンテンヤッコ。
私一推しのレンテンヤッコ!!! しかも出会ったのは伊豆海洋公園。
眼状斑があるから可愛いのではない。レンテンヤッコに限らず不思議と幼魚は皆可愛い。

 

参考写真:2021.10 @北川 カジカキ
上の個体よりさらにチビ。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.02.24 #861

撮影ポイント

伊豆海洋公園

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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